見出し画像

カメラが楽しくなる! 写真家を描いた映画、5選!

こんにちは。
写真家を描いた作品って結構あるんですが、割といい作品が多いです。
ドラマもあるし、ドキュメンタリーもあるし、でもどちらも良作が多かったりします。

今回はそんな写真家を描いた作品から、ドキュメンタリーを中心にいい映画を5作品選んで紹介したいと思います!
カメラ好きな方には特におすすめです。 カメラを楽しむヒントが満載だと思います。

画像にFilmarksのリンクを貼っておきますので、どの動画配信で観られるかも分かります。


『ビル・カニンガム&ニューヨーク』

写真2

2010年 アメリカ 84分
監督:リチャード・プレス
出演:ビル・カニンガム、アナ・ウィンター、他

これはニューヨーク・タイムズ紙のファッション欄を担当していたカメラマンのビル・カニンガムを捉えたドキュメンタリー作品です。

『プラダを着た悪魔』のモデルとなった雑誌「VOGUE」の編集長にしてファッション界のカリスマ、アナ・ウィンターをして「私たちは、ビルに撮られるために服を着ている」と言わしめた伝説のカメラマンです。

ビルが撮るニューヨーカーたちが本当に個性的で魅力的!
それにファッションに造詣が深いのに、本人がファッションに全く無関心なのがまた面白い。
フランスのワークコートをいつも着ていて、そのスタイルでセレブパーティに参加する。
ある意味、自分のスタイルを確立している人。
それがまた魅力的。

ファッションに興味がる人、写真に興味がある人にとてもおすすめな作品です。

画像11



『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』

写真3

2013年 アメリカ 83分
監督:ジョン・マルーフ、チャーリー・シスケル

15万枚もの写真を残しながら、1枚も発表しなかった幻の写真家、ヴィヴィアン・マイヤーに迫ったドキュメンタリー。これもめっちゃ面白い!

ある青年がオークションで手に入れた無名の写真家の作品をブログにアップしたところ、ものすごい反響が。
数年後に検索したところ、ようやくヒットしたその人物は実は写真家ではなかった…

謎の写真家に迫る傑作ドキュメンタリー映画!
彼女の残した日常を切り取った写真の数々が素晴らしい。
なぜこんな膨大な数の作品を残しながら発表しなかったのか。
その人物像に迫っていくところもミステリアスで面白いです。

写真5


『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』

写真7

2012年 イギリス、アメリカ 75分
監督:トーマス・リーチ
出演:ソール・ライター

ニューヨークの自分の生活圏だけを撮り続けた伝説の写真家ソール・ライターにフォーカスしたドキュメンタリー作品。

雨の日や、一面の白の雪の日に赤い傘をさした人を写した写真が有名ですが、そんな写真家の素顔に迫る作品です。

日常を切り取るだけで作品になるということを証明した類い稀なる写真家です。
日本でも展覧会が開かれたりと人気の写真家ですが、彼がどういった人物だったのかが分かってきます。
自分が住んでいたニューヨークの一角だけを撮り続けてきた人で、絶景を求めて旅していた人では全くないんです。
その日常の中に作品となる題材を見つけるのが彼の才能でした。

特に雨の日の作品なんかは温度や湿度なんかも伝わってきそうで、その時代や被写体のドラマも感じられて大好きです。

写真8


『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』

写真9

2018年 日本 115分
監督:相原裕美
出演:鋤田正義、布袋寅泰、ジム・ジャームッシュ、永瀬正敏、リリー・フランキー、糸井重里、ポール・スミス

こちらは日本を代表する写真家・鋤田正義さんのドキュメンタリー映画。

デヴィッド・ボウイ、寺山修司、忌野清志郎、YMOからMIYAVIまで、有名なミュージシャンや俳優、デザイナーなど様々な著名人に敬愛されて、数々の有名作品を撮り続けている。

映画監督のジム・ジャームッシュは、映画のスチール写真を鋤田さんに依頼しスチールのためだけに俳優に演技をつけて、さらにそれが素晴らしすぎて写真集として出版までしたんだとか!
世界の映画監督を興奮させるなんてすごい。

自分の好きなアーティストのあの写真が実は鋤田さんの仕事だった、そんな事実に出会える作品になるかもしれないです。
カメラに対する姿勢もとてもいいし、色々と楽しめる映画です。

写真10


『メキシカン・スーツケース <ロバート・キャパ>とスペイン内戦の真実』

写真11

2011年 スペイン、メキシコ 86分
監督:トリーシャ・ジフ

こちらは、ピューリッツァー賞を受賞している伝説の写真家ロバート・キャパに迫ったドキュメンタリー作品です。

ピューリッツァー賞を受賞した作品「崩れ落ちる兵士」はとても有名なので、目にした方も多いとは思いますが、この写真家が本当に実在したのか?というとてもミステリアスなところに迫り、衝撃の真実が明かされる映画となってます!

あの伝説のカメラマンが実は存在していなかったのではないか、そんなびっくりするような疑惑に対し、周囲の人物による証言で次々と事実が明らかになってきます。

これもなかなか面白い作品です。
ロバート・キャパを知っている、報道写真家に興味ある方なら是非とも観ていただきたい作品です。

写真12


インスタでも

インスタでも日々、おすすめの映画を紹介しています。
写真家の作品も大好きで色々と紹介していきたいと思ってます。
こちらもぜひフォローしていただけると嬉しいです。


最後に

今回は、おすすめの写真家の映画を紹介しました。
写真家を描いた作品は、他にもまだまだありますのでそちらもまた紹介していければと思います。

特に今回は、ドキュメンタリー中心となりましたので劇映画もまた紹介していければと思います。
そちらもぜひよろしくお願いします。


最後までありがとうございます。


この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?