Kosuke Okura

Birth:1986年/出身:東京/ただの野球ファン

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    NYC/Tokyo ベースにスポーツテックの分野で活動するスポヲタ社の情報配信サービス HP:https://sportajapan.com/

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夢から覚める時 松坂大輔と亀井義行

大人になっていくと誰もがもう子供じゃなくなったんだなと思う瞬間があると思う。人によっては20代すぐにその瞬間を迎える人もいるし、もっと後に迎える人もいるだろう。私にとっては今年がその瞬間だったのかもしれない。(ちなみにだいぶ遅めだと思う。) 幼少期をアメリカで過ごした小学生の私の夢はNBA選手になることだった。そんなバスケ少年を180度野球に転換させたのが横浜高校の松坂大輔投手だった。ヤンキースの試合を見てもなんの興味も持たなかった私をテレビ画面に釘付けにして夢中にさせたの

    • FA狂騒曲

      「あなたの仕事っぷりやこれまでの経験、実績を大変高く評価しており、是非うちの会社に来てこれまでの経験をいかして、活躍してほしい」 「さらにいえば、定年後に特別なポジションを用意します。」 転職を考えている会社員がこのように言われて転職する事を不誠実に感じますでしょうか? おそらくほとんどの方がそうは思わず、「いい転職だね!」であったり「次のステージでも頑張ってください!」など、肯定的に受け取るかと思います。 しかし、この日本の中には、真逆の捉われかたをして「裏切者」や「

      • なぜ大谷はトミージョン手術を受け、藤浪は受けずに済んでいるのか

        先月26日、筆者がロサンゼルスに大谷選手を観戦しにいった当日、”大谷、トミージョン手術に踏み切る”というニュースが入ってきました。誰もが手術は避けてほしかったと思う一方、「やはり、避けられなかったか」と思う部分があるでしょう。よく「メジャーに行くと靭帯を損傷する確率が高い」という意見を聞く事があるかと思うが、実際なぜなのか、そして今回の大谷選手のケースはどこにポイントがあったのか、また、手術後の「可能性」について書いていきたいと思います。 ◆同学年の藤浪はなぜ大丈夫なのか大

        • 星稜の時が止まった瞬間

          「コンッ」 済美高校の矢野君の打球がライトポールに当たった目の前の光景と音がいまだに頭から離れない。 間違いなく優勝候補の1校だった。間違いなくこの試合も優勢に進めていた。ただ、星稜は負けた。 直前まで「まだ大丈夫!」「がんばれ!」と大声で叫んでいた、星稜のアルプススタンドから、この音がした直後、数秒一切の物音が消えた。そこにいた私含めていま何が起きたのかをしばらく誰も理解できなかった。 スポーツには「流れ」が重要だとよく言われるがこの試合で改めてその重要性を実感した。

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          プロ野球14球団目はクラウド型球団??

          「みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい」 最近何かと話題に上る大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の前澤社長がそうビジョンを掲げてプロ野球参入への興味を表明した。 新規参入について私は大いに賛成であり、古い体質のプロ野球界に必ずいい刺激が与えられるのではないかと感じている。 ただ、13球団であるとリーグ構成上アンバランスになってしまうため球団を増やす場合は偶数、つまり14球団にした方が良いという意見をよく耳にする

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          ヒントはディズニーランド??プロ野球をワールドカップのように盛り上げるためには

          連日、盛り上がりを見せているサッカーワールドカップ。決勝トーナメント進出もきまり、渋谷にも4年に1度突如現れる「ニッポン好きの皆様」が無事出現し、開幕前不安視されていた盛り上がり不足という事もいざ開幕したら問題なく、4年に1度の祭りが連日日本全国を盛り上げています。 しかし、毎回思うのが同じスポーツなのになぜW杯だけ盛り上がり、Jリーグは同じ盛り上がりを見せないのでしょうか。 規模は違えど野球でも似た現象がある。「プロ野球は見ないけど、高校野球は見る(もしくは好き)」とい

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