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戦争の悲惨さを感じられないことに気付く平和ボケしがちな自分【アルメニア人の話して…】

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


ラスベガスは、F1の準備で1キロ先のホテルに行くにも20分くらいかかりそうな渋滞が起きるときがあります。


先週はSEMA SHOW(シーマショー)があって大変でした。



シーマショーとは、車に関するあらゆる商品などの展示会です。


たくさんの改造車や車のスモークなどなど多くに人々が集まりました。





ここに参加した人々と仕事する機会がありましたが、今回は本当に疲れました。


なぜかというと、「F***」の言葉がたくさん出てくるからです。



何を話すにも、「F***ほにゃらら」で、心が苦しくなってしまいまいした。


日本語で言えば、汚い言葉を聞きすぎてしまったとでもいうのでしょうか?


今回、こんな環境を通して思ったことがありました。


もし、親がそのような言葉を普段からずっと話していたら子供は精神的にかなり影響を受けるのだろうなぁということです。



まぁ、もうしばらくこのような人々と話したくないし、出会いたくないなぁと思いました。


言葉の力って本当に強いですね。


そして、言葉は環境を作り上げ、また、それに合う人々を引き寄せてくるのでしょうね。


そんな人びとが多かった今回のシーマショーですが、あるアルメニアの人とお話をしました。


皆さん、アルメニアッて国を知っていますか?


もの凄い小さな国です。


ノアの箱舟の話は、多くの人が聞いたことがあると思います。


洪水が起こり、ノアの箱舟が漂流し、たどり着いた山がアルメニアにあるとのことです。


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中東の一部ですが、キリスト教徒の人々です。


ロサンゼルスに住んだことのある人は、アルメニアに人に出会ったことがあると思います。


結構大きなコミュニティーがバーバンクあたりにあったことを覚えています。


気の強い人々たちが多く、商売で成功している人々も多くいると聞いていました。


その彼と少し話しました。


アルメニアの人で、商業用のタイヤの展示のために今回シーマショーに社長の代理として参加したと言っていました。


私は、お話ししたように気持ちが疲れていましたが、アルメニアと聞いてちょっと聞いてみたいことがあると思い、最近のアルメニアの状況を聞いてみました。


なぜなら、アルメニアと隣国で度々戦争が起きていたアゼルバイジャンとの戦争が最近あり、その戦争で今回はアルメニアが負けたと聞いたからです。


このアルメニアはいつも紛争に巻き込まれます。


二つの国が共有している土地があるからです。


この土地は、ソ連が崩壊して、ロシアになってからパワーバランスを保つ中成立していた関係でした。


しかし、ウクライナーロシア戦争が始まり、ロシアの国力がそこまで維持できなくなったので紛争が始まってしまいました。



この状況は、日本を見ているようです。


ロシアと中国とアメリカの緩衝地域である台湾や朝鮮半島、そして沖縄や尖閣諸島も含まれています。


緩衝地帯で、パワーバランスが崩れてきたときに一番紛争が起きやすい地域です。


これが地政学ですよね。


私たちはいつも西側の立場に立って物事を考えがちですが、とりあえず私の知識から考えてみます。


恐らく、歴史で最初に大虐殺が行われたのがアルメニア大虐殺です。


1915年に起きました。


トルコとの間です。


十字架にかけられて殺されている画像を見たことを思い出しました。




本当に、大変な国柄です。


その彼が、この戦争で多くの子供たちが殺されているんだ!!


16歳や18歳の子供たちが殺されているんだ!


アルメニアは自衛をしているだけで、アゼルバイジャンが侵略してきたんだ!!!


必死に悲惨さを訴えていました。


そして、プーチンはもうダメだ。


彼はピースオブシットだ!!


彼が感情をむき出しにして、私に戦争の悲惨さを訴えていましたが、その時の私は少し冷静に淡々と聞いていました。


彼の国の立場に立って聞こうとしても、そのような気持ちになれませんでした。


どうしてなのか分かりませんでしたが、気持ちが冷めてしまいました。


彼も私があまり反応しないことに気付いたので、私もどうしようかと思って話をすり替えてしまいました。


私の国の日本も中国の侵略を受けているんだ!


大変なんだ!1


すると、彼は中国と日本は私の社長は全く違うと言っていたよと話を切り返してきました。


中国は、とんでもないところだ。


彼の仕入れ先は中国なのだが、仕入れ先はこの商品はあなたの会社にしか売らないと言いながら、名前を変えてライバルの会社に販売しているんだ。


全く話にならないし、信用ならない話だ。


こんなことを話してくれました。


しかし、私はもし日本の青年たちが戦争に行くような状況を本当に想像できるのだろうかと自問自答を心な中でしていました。


私も毎朝ニュースを読み、聞いていますが、本当にその当事者にならないと分からないことがることをちょっと身にしみてわかりました。


皆さん、中国や韓国の人々って自国で愛国教育していますから、手ごわいですよ。


愛国教育も、過度で偏ったものである教育もありますからね。


世界平和を思う気持ちと自国を愛する気持ちのバランスをどのようにとるべきなのか???


自国の平和があっての世界平和ですからね。


平和ボケって、ちょっと恐ろしいものです。


実際に、戦争に直面した人からでないと心に響かないものです。


ちゃんといろいろ自分の時間と使って考えないといけないし、常識は疑ってみないといけないですね。


自らで考え、行動しましょう。

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