【大統領選継続中】テキサス訴訟却下次の展開は? 【及川幸久−BREAKING−】

及川幸久 THE WISDOM CHANNEL より転載

<12月14日=大統領選挙人選挙>
州政府が一般投票を経て選んだ選挙人によって大統領が選挙される。
投票結果は封印される=選出証書。

<12月23日=選出証書の連邦議会への提出>
副大統領(上院議長)が連邦議会を代表して受け取る。

<1月6日=連邦議会上下合同会議=選出証書の開封>
上院議長である副大統領が選出証書を開封して結果を集計する。
その際、上院議長=副大統領には選択肢があり、選出証書(同じ州から複数送付された場合は、そのどれか)を受け入れるか拒否するかを最終的に決定することができる(ように解釈できる)。
要するに、大統領選挙一般投票の後に、世の中で大変なこと(変化)が起きているような場合、それに伴う世論の動向を見ながら、上院議長=副大統領が一般投票の結果(選出証書)を受け入れないことが可能である(と考えることができる)。

以上が、この動画【及川幸久−BREAKING−】の文脈(一部)ですが、もしこういう事態にまで進展すると、バイデン民主党サイドは黙っていませんから、最終的判断は連邦最高裁に委ねられることになるでしょう。

1月20日の就任式直前まで最終判断が縺れ込むことも「あり得る」と、わたくし・十楽は思います。

以下、参考資料です。>>>>>

『事態は、修正12条の、複数の選出証書が送られてきた場合に該当していく。そして1月6日の連邦議会の両院合同会議で、4州から送られてきた2つずつの選出証書のどちらをとるかを議論して揉めた後、最終的に、憲法の解釈にのっとり、上院議長であるペンス副大統領が、4州のトランプ選挙人団の方を正当だと決定し、トランプが当選者になる。米憲法の修正12条には上院議長が決めると明記されていないものの、各州からの選出証書の開封と集計は上院議長が行うと定めており、開封と集計の際の各種の判断が上院議長に委ねられていると解釈できる。これと同じ事態は、1960年のケネディ対ニクソンの大統領選のハワイ州で起きている(当時の副大統領だったニクソンは両院合同会議で、ハワイ州における自らの敗北を認める形でケネディを勝たせた)』

【引用元】
トランプ再選への裏街道(田中 宇)
http://tanakanews.com/201107election.htm


“Then as now, each state must decide on a group of electors to meet with a joint session of Congress on January 6 where the winner of the presidential election is declared. The normal practice in a state where Biden won the popular-vote total would be for state election officials to certify the results and send a slate of electors to Congress. But state legislatures have the constitutional authority to conclude that the popular vote has been corrupted and thus send a competing slate of electors on behalf of their state. The 12th Amendment to the Constitution specifies that the “President of the Senate shall, in the presence of the Senate and House of Representatives, open all the certificates and the votes shall then be counted.” That means that in the case of disputes about competing electoral slates, the President of the Senate—Vice President Pence—would appear to have the ultimate authority to decide which to accept and which to reject. Pence would choose Trump. Democrats would appeal to the Supreme Court.”

『それから今のように、各州は大統領選挙の勝者が宣言される1月6日の連邦議会合同会議で会する選挙人団を決定しなければなりません。バイデンが一般投票により勝利した州での通常の手順は、州政府の選挙当局が結果を証明し、選挙人名簿証書(※=選出証書)を連邦議会に送ることです。しかし州議会は、一般投票が不正であると結論付け、州を代表して独自の選挙人名簿証書を送る憲法上の権限を持っています。憲法修正第12条は、「上院議長は、上下両院議員の立会いの下で、すべての名簿証書を開き、投票がカウントされる」と規定しています。つまり、競合する選挙人名簿証書に関する紛争の場合、上院議長であるペンス副大統領が、どちらを受け入れるか、どちらを拒否するかを決定する最終的な権限を持っているように見えるということです。ペンスはトランプを選ぶでしょう。民主党は連邦最高裁に上訴するでしょう』
(※=十楽註)

【引用元】
Donald Trump’s Stealthy Road to Victory(Graham Allison)
https://nationalinterest.org/feature/donald-trumps-stealthy-road-victory-172235