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好きな漫画を語ろう その018【いつかティファニーで朝食を】

デパ地下で売ってるお惣菜っておいしそうでつい買ってしまいます。
こんばんは。ハルさんです。
お稲荷さんとかおにぎりを見つけたらぜったい買います( ˙꒳​˙ )
今日はこちらの作品です。

基本情報

  • タイトル :いつかティファニーで朝食を

  • 作者   :マキヒロチ

  • 巻数   :全14巻

  • ジャンル :料理・ヒューマンドラマ

紹介

朝食にこだわりを持つ主人公、佐藤麻里子は彼氏の創太郎とうまく行かず、仕事も朝食も生活も空回りの毎日
ある日、自分には創太郎がいなくても平気なことに気付いてしまい、彼氏に合わせて自分のやりたいことを我慢する日々に別れを告げる
同じ様な境遇の友達4人と愚痴を交わしたり、一緒に朝食を食べたりしながら朝食女子たちの理想的な生活への第一歩が始まる!


おすすめポイント

理不尽な社会への共感
仕事での無茶振り、家族との軋轢、人間関係のもつれ、この世の中は理不尽な出来事に溢れていますが、それでも人は生きていかなければなりません。
そんなときに心の支えになるのは同じ気持ちになれる共感できることではないでしょうか。
この漫画のお話を読んでいると少なからず「あるある~!」とか「分かるよ~」と共感して、自分ももう少し頑張ってみようかなという気持ちにさせてくれるリアリティを感じられるような気がします。

ハッピーエンドだけじゃない
お話の基本的な流れとしてはなにか問題点があって、悩んでもがいて、ご飯を食べて、気付きがあって、解決してハッピーエンドというのがよくある所ですが、この漫画では全てがハッピーエンドではなく、苦い思い出が人生の経験値として溜まっていったり、ちょっと駄目な男に捕まりそうになったり、人生うまいことばかりではないということも教えられます。
良いことも悪いことも全部含めて人生なんだなと自分の人生も振り返って考えてみると、更に楽しめるのではないでしょうか。

実際に存在するお店
朝食に焦点を当てた本作は、各話でおいしそうな料理が描かれます。
自炊よりは外食が多く、実際に営業しているお店が登場することも少なくありません。
となると自分も行ってみたくなりますよね!
巻末にはお店の情報やレシピがまとめられているので、そちらを確認して実際のお店に行くのも一興だと思います。
もちろん自分で料理をする描写もありますので、そちらもお楽しみに!

最後に

麻里子を通して人生について、働くこと、食べることを客観的に考えることができるのが魅力だと思います。
辛いことがあった時、おいしいものを食べて頑張れるようになったり、気持ちを切り替えるひとつのきっかけになったら嬉しいです。
好きな漫画を語ろう その018【いつかティファニーで朝食を】でした。