パレスチナと中東系お菓子の"濃密な関係"
【パレスチナ事業30周年・コラム第一弾】
JVCパレスチナチームのnoteをご覧の皆さんこんにちは!
JVC東京事務所で広報・物品支援チームのインターンとして勤務しております堀谷加佳留です。
パレスチナが位置する中東が、バクラヴァやタルト、アシュレなどのスイーツ(多くは砂糖・シロップ、蜂蜜がたっぷりの超濃密な味わい!)の天国であることは多くの人がご存じではと思います。
そこで今回は、過去(2007年10月)のT&E記事から、当時のJVCパレスチナ現地代表の小林和香子さんが執筆された、ラマダンのお菓子「カターイェフ」についてのコラムをご紹介いたします。
イスラーム教のラマダン(断食)月に食べるお菓子として有名な「カターイェフ」は、実は材料や見た目、(皮は)味が日本人にもおなじみの“あのお菓子”(ヒント:日本の国民的人気漫画・アニメキャラクターの大好物)にもとっても似ているそうです。一体、どのお菓子のことか気になる方はコラムをご覧ください!
定番のものは中には主にチーズやクルミ、ナッツが入っているそうですが、各家庭で中身、味付けを変えて楽しむのがこのスイーツの食べ方の醍醐味でもあるそう。
現在、エルサレム事務所に駐在しているスタッフは、ラマダン期に実際に中身を変えてみて「変わりカターイェフ」作りに挑戦してみたことがあります!その時の様子も少しだけご紹介。まずは材料を現地のスーパーで手に入れるところから♬
T&Eの過去記事はこちらからご覧になれます。
写真をクリックすると記事が拡大されます。
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おまけ:パレスチナのスイーツとしては、小麦粉を細麺上にした生地から出来たクナーファも有名ですね。
余談ですが、こちらのnote記事執筆者は大学時代にトルコ語・トルコ現代史を専攻していましたが、留学をしていたトルコでは、全く同じレシピのスイーツを"キュネフェ”と呼んで、同じくラマダンの時期によく食べていたので、やはり、かつてオスマン統治下だったパレスチナとは食文化・歴史が通底していることに感動しました!また、かつてJVCで行われたパレスチナ文化紹介イベントに登壇された方が経営されている、恐らく日本で唯一だというクナーファ屋さんもとってもおすすめです!気になった方はこちらのインスタグラム・アカウントも是非チェック下さい!
⇒国立市富士見台トンネルを拠点に活動されるクナーファ屋/しゅうのインスタグラム。
最後に・・・・
JVCfutureプロジェクト2022クラウドファンディングのお知らせです!※10月31日(月)午後11:00〆
JVCでは現在、紛争の続くアフガニスタンやスーダン、そしてイエメンといった、自らの未来を変えていくために必要な学びを得られない人が多くいる国・地域を対象として行う活動全体への資金に充てるため、READYFORとともにクラウドファンディング・プロジェクトを実施中です。
これら3か国の他にも、JVCでは、南アフリカで、青少年向けの教育センターの運営、そしてラオスでは住民を対象にした法律研修の実施、パレスチナでも職業訓練を提供するなど、それぞれの国で現地で暮らす方々が、自分たちの望む未来を創ってことができるよう、学びを提供してサポートを続けています。
目標金額は500万円で、現在(10月17日夜現在)までに250万円余りが集まっていますが、折り返しを過ぎてまだ達成が見通せない状況は続いています。
こちらのnote記事をご覧の皆さんも、ご関心がありましたら、どうぞこちらのreadyforのページから更なるプロジェクトの詳細、また各地域での支援事業・今後の支援計画、現役スタッフ、OBなどから寄せられています応援コメントなどもご覧ください!!
皆様のお力添えの程、どうぞ宜しくお願いいたします。
m(_ _)m
各方面へのシェア・拡散も大歓迎です。
READYFOR「紛争や政情不安・・・困難に直面する人々に未来を変える学びの力を届けたい」⇒
JVCのパレスチナ事業では、現地に暮らす人びとの意思を応援する形での支援を行なっています。また、パレスチナの問題を日本社会にも伝えることで、一人ひとりが取り組むための橋渡し役を担うことも試みています。 サポートしていただいた分は全額、JVCのパレスチナ事業に寄付いたします。