見出し画像

恋です!空ちゃん役の田辺桃子さんインタビューを読んで リアル弱視の気持ち

今日は、【恋です!~ヤンキー君と白杖ガール】に出演している杉咲花ちゃん演じるユキコちゃんの弱視友達・空ちゃん役の田辺桃子さんのインタビューを読んで、皆さんにシェアしたいなぁと思ったので、ご紹介します!

田辺桃子さんは、1999年生まれの22歳。小学校3年生のときにデビューして、2009年頃から活躍されているので、芸能生活は実は12年にもなるそう。どうりで演技がお上手だと思った!

実は彼女、今年2021年4月期のTBSドラマ【リコカツ】で、主人公の恋敵・筑前煮女と言われていた一ノ瀬純役を演じていたあの子!

リコカツ、恋です、どちらも観ている方はわかると思うけど、まったくタイプの違う役柄で、表情も声も全然違っていて、驚き。

女優さんってすごいなぁ。

わたしは、ドラマ大好きっ子なので、今まで沢山ドラマを観てきたけど、こうやって以前楽しく観ていたドラマの俳優さんや女優さんが、違うドラマで全く違う役柄を演じていたんだ!と知れたりするのが楽しいなーって思う。

その田辺桃子さんのインタビューを読んで、弱視のことが書いてあったので、まとめつつ、わたしが思ったことを。

・盲学校で教わったり、現場でもご指導いただいて、見えない方の現実問題をお届けしたいと思いながら演じている。

→すごくありがたいことだなぁと感謝の気持ちでいっぱいになる。全盲のドラマや映画はあったけど、弱視がクローズアップされることはなかった。そして、ドラマのなかには、弱視だけでなく、全盲の男の子や、弱視でも見え方が違うことを教えてくれている。

わたしたち視覚障がい者が抱える問題を、丁寧に描いてくれているなと見ていて感じている。

恋愛ドラマということで、恋愛ドラマが苦手なひとは敬遠して観ていないひとも多いのではないかと思う。わたしが周りにおすすめしたときの反応もそういうひとも多かった。笑

でも、わたしは、このドラマはただの恋愛ドラマじゃないと思うし、社会派ドラマだと思い、多くのひとが観てくれたらいいのにな、と思っている。

恋愛の部分を見るのが苦手な方は、そこは目を覆ってくれてもいいので、とても素晴らしいドラマなので、ぜひ周りの方にもおすすめしてほしいドラマだ。

・“リアルな感じはこうかな?”というふうに先生方にご指導いただいている。

→見ていて、リアルさを追求しているな、と思う。ユキコちゃんや空ちゃんみてると、弱視がそばにいないひとは新鮮かもしれないけど、わたしにとっては超普通のことが描かれているのだ。

そして、わたしの知ってる弱視や全盲の友達って、ユキコちゃんたちみたいにとっても明るくてパワフル、活動的な子たちが多い!そこもリアルポイント。

・驚いたことは、空と同じ見え方の先生の歩くスピードがとても速いこと!学校内は白杖なしで歩く。慣れている場所では空間把握ができているので速い。階段の段数は全部頭に入っていて、要所要所で手すりに触れたりすることがルーティーンになっている。

→弱視の歩き方のリアル。見えにくいからのんびり歩いてそうと思う人多いと思うけど、わたしも含め歩くの速い人は多いと思う。

弱視者いろはカルタにもあったけど、階段の段数とかどこに手すりがあるとか、覚えていたりする。

わたしの場合は、外でも白杖はつかなくても歩けるので、鞄に入れてるか、手に持っている。弱視は、白杖を必ずしもついて歩いているわけではないということも知ってほしい。

・空と同じ見え方の人のお話…ファッションは見えやすいものを買い揃えるのではなく、純粋に自分が着たいものを着ている。

→わたしはデザインとか色とか見えているとおもうけど、ファッションは自分の好きな服を、自分らしく着ている。

周りの弱視たち見てても、結構みんなおシャレさん✨

みんな工夫して、買った服を写真に撮っておいて、お店で組み合わせを選ぶときに役立てたり、オシャレを楽しんでいる。

アクセサリーだってみんな大好き💛わたしは見えにくい分、目立つキラキラするものに目がとまる!

・ブラインドマラソンなどのスポーツを知ってほしい!

→ブラインドマラソン、ブラインドサッカー、ブラインドゴルフなど、視覚障がい者が楽しめるスポーツがたくさんある。

見える人のスポーツだけでなく、見えにくい人・見えない人のスポーツも観戦できたりする機会が沢山あると思うので、ぜひ色んなスポーツを知って、応援してほしい。


以上、インタビューを読んで素敵なことを沢山おっしゃっていたので、シェアしました!

最後までお読みいただき、ありがとうございます♩ おすすめやサポートいただけたら、大変励みになります😉 いつも、スキヤコメントありがとうございます!