切れた私の糸は 風船のように 彷徨いだした。 時を同じくして YouTubeで 見かけた女性に 興味を持った。 その女性のチャンネルに 登場していた 女風で働く 端正な顔立ちの男性。 無性にそこからは 彼のことが気になって 目が離せなくなった。 なぜなら いやらしい話を してはいるけれど、 話していることが まともなのだ笑 彼は妙に真面目。 説明がわかりやすい。 語り口もとても穏やか。 私の風俗の概念が ガラリと 塗り替えられた。 彼なら大丈夫かもって
私はSEXを買った。 今巷で噂の女風、 つまりは女性用風俗ってやつだ。 スーパーでバナナを買うように、 ネットでネイルの予約をするように、 私はSEXを買う。 それは意外とあっさり、 きっかけは些細なことだった。 「君は影がないんだよ。 それが面白みがなく魅力がない。 だから浮気されたんだ。」 メンターからの 飲み会での何気ない一言が、 私の女としてのプライドを ズタボロにした。 私の何を知ってる? 人前では見せていない 一面だって私にもある。 夫が3人と浮気をし