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腐らない食べ物

間違った認識

おはようございます。
最近では
冷凍技術が急激に進化しており
わざわざ
賞味期限を伸ばさなくても
急速冷凍機に
かければ
何ヶ月も保存できるように
なってきたので
この話は
少し古いのかも
しれません。

夏場は特に、
商品が傷むことが
あります。

気温の関係や
購入後の保存状態に
よっても
商品劣化が
急激に早まることが
あるんです。

もちろん
それを防止するために
定期的な鮮度チェック
商品チェックを
繰り返すことが私たち
スーパーの役目ですが、

たまに
間違った認識をされている方も
います。

なんで腐るんですかと・・・

食べ物は
腐って当たり前なんです。

腐らない、
賞味期限が長い、
色が変わらない。

これはどう考えても
正常な状態ではないんです。

腐らない方が
おかしいんです。

この事実は
前回の記事での
書きましたが、
全部商品の裏側に貼ってある
シールにしっかり表示されています。

何も
薬を使っていない野菜には
虫がつきやすいし、
何も添加物が入っていないパンは
すぐカビが来ます。

これは
全然不自然なことではないんです。

魚や肉は
捌いた直後よりも
空気に触れて時間が経てば経つほど
甘みが増します。

これは
生き物の生命力が
影響していて
良い環境で
育てば育つほど、
追い込まれてから生きようと
本能的に反応するのです。

だから
赤みの魚は
時間をおいた方が
綺麗な色になるし、
牛肉は食欲をそそる色に
変色していきます。

それでいて
脂がのり
ジューシーで
食感ではなく
旨味が増していきます。

サシが入っている不思議。

最高級の
牛肉は
サシが特徴的で
霜降りは高級度をアピールするのに
説明がいらないほど
誰もが
食べたくなります。

でも
良く考えて欲しいと思います。

人間の体で
あんなところに
脂が入っていたら
おかしくないでしょうか?

あれだけ
普段入らない部分に
脂が入っていたら
普通は体調が悪くなります。

肉に入っているサシは
完全に不自然に
入っています。

牛も人間も同じです。
家畜で育てられた牛は
最後、自分ではほとんど
立てないくらいに
太り、通常の何倍もの体重にさせられて
出荷されます。

最後は
完全に体調不良のまま、
一生を終えるのです。

生産者からすれば
いかに短期間で
大きく育てて
いかに早く出荷できるか。

自分たちの生活のためにも
とても大切なことなのです。

だから
できるだけ多くの
穀物を牛に与え
できるだけ早く太ってもらいたいのです。

私たちが普段食べている
美味しいお肉は
体調が悪い牛からとれるお肉なのです。

今では
海外でも日本でも
研究が進んでおり
放牧牛という形で
健康的な牛を育てることで
肉本来の香りや旨味を
引き出せるお肉が増えつつあります。

健康な肉や魚を食べることで
人間も健康な体に育っていくんです。

長持ちではなく必要最低限

食べ物は
腐って当然。

そして
生き物の命を頂かないと
生きていけない人間は

できるだけ
多くの食料を
人間の都合で
多く生産しようとして

絶対
体には悪いのもと
わかっていながら
製造過程で
多くの化学調味料を
使用します。

いつでも
どんな時でも
自分たちが
飢えないように
蓄えられるように
多くの保存料を使用します。

そして
それを食べ続けた結果、
癌に犯され、
糖尿病になり
アレルギーを引き起こし
病院で亡くなっていきます。

これは
完全に不自然です。

健康的な食べ物を
必要最低限だけ
食べていれば
体調が悪くなることもないし、
食べ物を粗末に扱うこともありません。

不自然な状況を作り出し、
最後は不自然に一生を終える人間は
まさに
運命自招です。
自分たちが作り出した未来で
自分たちが苦しめられる。

だからこそ、
今から未来を作る子供たちには
知って欲しい。
わかって欲しい。

私たちは
さまざまな命で
生かされていることを。

食べ物は
腐って当然。
だから
必要な時に
必要な分だけ
大切にいただく。

残すこともあるかもしれないけど、
粗末に扱ってはいけない。

人間の体は
食べ物によって作られていること。

私たち大人は
正しい事実を
しっかり
未来に繋げなければならないと

始まったばかりの
選挙を見ながら感じた朝でした。

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