「孤独を癒せるのはやっぱり人」

コロナ禍で、一人でいる時間が増えたこの頃ですが、体調を崩していると、余計できることが少なくて一人で考える時間が増えます。

考える時間が増えると、必然的にマイナス思考になってしまいがちです。人とも気軽に会えませんし、負のループは続きます。

じゃあ常に誰かといたいのかと言われると、そうでもありません。人といる時は基本ニコニコしているタイプなので、一人の時間がないとエネルギー切れになってしまいます。

忙しくしている時は、大変なことが多くても考える時間が少ないので特に病んだりしません。

ただ、忙しい時期が続くと身体がもちません。無理をするとすぐ体調に現れるのです。

もうお察しかもしれませんが、体調を崩す=家に引きこもって1人になる=メンタルの負のループとなるわけです。

これだけ見ると、なんて自分勝手なのでしょうか。しかし事実なのでどうしようもありません。

少し話は変わりますが、私はたぶん携帯依存症気味です。何故かと言うと、孤独への恐怖を埋めるために「人」を求めてスマホを頼るのです。

人類は恐ろしいツールを手に入れてしまいました。スマホさえあれば極論なんだって出来てしまいます。

しかし、便利と引き換えに私たちはスマホ依存という病を手に入れました。全然嬉しくないですね。

スマホ依存はよくないです。私もやめたいです。でも、その代わりに寂しさを埋めてくれるものがないのです。孤独を癒してくれるものが他にあるのなら、スマホなんか今すぐ日本海に放り投げます。(さすがに嘘です)

でも、たぶん依存しちゃう理由ってそこにあるんじゃないでしょうか?SNSを毎日見るのが当たり前になって、直接やりとりはしなくても、世界中の誰かとつながっているのが当たり前だからこそ、今周囲で起こっていることが分からないと不安になる。人との繋がりを、無意識に求めているのでしょうか。

もしみんながSNSに興味をなくしたら、スマホ依存は確実に減るでしょう。だって見るものが無くなるのですから。

ただ、SNSの繋がりが全ての心を満たしてくれる訳ではありません。ないよりましだ精神です。

結局、画面の向こうにいる何億人と向き合うより、生身の人間1人と向き合った方が幸せです。

これだけ文明が発達していても、ヒトのちからには勝てない。寂しい生活になりましたが、身近な人の有り難さに気づけたよい機会という事にしておきます。


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