りお

女子大生でなくなったりおです。社会人してます。 心理学系を専攻していました。普段生活し…

りお

女子大生でなくなったりおです。社会人してます。 心理学系を専攻していました。普段生活していて感じたことをここに書き残しています。個人的な内容や主観の強いものが多いですが、誰かの目に止まってくれたら嬉しいです。宜しくお願いします_(..)_

最近の記事

「カップルと非リアなんて紙一重だ」

我ながらかなり挑戦的な題名をつけてしまったと思いました。 でも実際のところ、昨日まで仲睦まじく今後も一緒にいるんだろうな…と思われていたカップルが一夜にしてお別れを迎えるなんてざらです。別れそうなカップルのが意外と続いてたり(異論はもちろん認めますが) 非リア目線だとカップルって雲の上の存在みたいなものですけど、カップルからしたら非リアなんて「別れよう」の一言でこんにちはする存在ですから、そう遠いものでは無いと思うのです。 別に非リアを励ましたい訳では無いです。カップル

    • 「真面目だねは私にとって褒め言葉ではない」

      「𓏸𓏸は本当に真面目だよね」 これまでの23年間、私は幾度となくこのセリフを浴びてきました。 周囲が言う通り、私は真面目です。皮肉とかではなく、みんな純粋にそう思って伝えてくれているのも理解しています。 だから言われることではなく、自分自身の受け取り方に問題があります。 私にとって、真面目だねは褒め言葉ではないのです。 なぜなら、”真面目”でしかいられない自分を好きになれないからです。 幼少期から社会のルールや世間体は絶対!みたいな環境で育ってきたこともあり、気づけ

      • 「大人になって読書が楽しめなくなった」

        20歳を超えたあたりでしょうか、私はだんだんと読書が楽しめなくなりました。 小学生の頃から、推理小説を読むのが好きでした。赤川次郎、東野圭吾、内田康夫etc… ですが、いつからか読むのがしんどいと感じるようになってしまいました。 あんなに大好きだった本を敬遠してしまうようになったのはなぜなのか。 多少なりとも触れたことのある方ならなんとなく分かるかもしれないですが、推理小説って、けっこうダークな部分が多いですよね。表に出さない人間の愚かさとか、社会の冷たさとか、色で表

        • 「叶わない願いを手放す時」

          第一志望に落ちました。私は、そこで働くことを小学生の頃からずっと憧れ続けていました。 人生の運を全て使い果たすくらいのレベルでしか叶わないことは分かっていたのです。期待するほど自分が傷つく、そう思って自分に言い聞かせていました。 でも、いざ本当に落ちた時、私は想像の10倍落ち込みました。どうやら、私の願いは思ったより重かったようです。 就職活動なんてまだ知らない11歳。素直にかっこいい、私もあんな風な大人になりたいと思いました。 10年後も、その思いは変わりませんでし

        「カップルと非リアなんて紙一重だ」

          「孤独を癒せるのはやっぱり人」

          コロナ禍で、一人でいる時間が増えたこの頃ですが、体調を崩していると、余計できることが少なくて一人で考える時間が増えます。 考える時間が増えると、必然的にマイナス思考になってしまいがちです。人とも気軽に会えませんし、負のループは続きます。 じゃあ常に誰かといたいのかと言われると、そうでもありません。人といる時は基本ニコニコしているタイプなので、一人の時間がないとエネルギー切れになってしまいます。 忙しくしている時は、大変なことが多くても考える時間が少ないので特に病んだりし

          「孤独を癒せるのはやっぱり人」

          「不安と過食」

          周りに弱音を吐くことが苦手な私。 「つらい」の一言が言えないのです。それは、人に迷惑かけたくないとかよりも、自分で自分を許せないから。まだ「頑張って」ない、私はまだ甘えてる、そう思ってしまうと、おいそれと「つらい」なんて口に出来ないのです。 だけど、たぶん「つらい」に物差しはありません。その人が「つらい」と感じたら、たとえ他人が同じことを感じてつらいと思わなくても、つらいんです。 しかしわかっていても、自分の心をコントロールするのは難しいです。心理学を専攻しようと思ったの

          「不安と過食」

          「特別」な人間なんて存在する?

          「私はこんなことができます」 「私はこんな経験をしてきました」 「私のこの力は、御社に必ず役に立ちます」 就活生の自己PR。どんな事柄を当てはめるか、就活生は誰もが悩むことなのではないでしょうか。 今、私の身近な人が就活真っ只中です。頭の中は就活でいっぱいなのが話していても伝わってきます。 就活の話を聞いている中で、私はシンプルに疑問に感じたことがありました。 私の認識として、就活での面接や書類選考というのは、いわゆる自分を売り出す活動であると思っています。そして、自分

          「特別」な人間なんて存在する?

          「素直になることを忘れた大人たちへ」

          私はたかだか20年しか生きていない未熟者ですが、 少なくとも小中高と学校という社会に身を置いてきて、「空気を読む」とか「協調性」とかいうものを学んできました。もちろん社会に出ていく上で必要なスキルであることに変わりありません。 ですが、私たちはそれと引き換えに、自分に素直になるということを忘れてしまっていると思うのです。 縁あって私が関わらせてもらっているのは、小学校1年生〜3年生くらいの子供たちです。「合わせる」ことを学んでしまった私には、眩しいくらいまっすぐな子供たち

          「素直になることを忘れた大人たちへ」

          「信じるって難しい」

          あなたは、どこまで人を信じますか? 私はいつも、どこまで信じていいだろうかと迷います。なぜなら、裏切られるのが怖いからです。 最近交遊関係が広がり、今まであまり話す機会のなかった年上の人や、友達と関わるようになりました。新しい出会いは生活を豊かにしてくれますが、心はなかなか落ち着きません。一挙一動に振り回されて、嬉しくなったり、予想外なことに落ち込んだり、いろんな感情を経て初めて安定した関係性に落ち着けるのだと思います。 例えば、明日原宿駅で芸能プロダクションを名乗る人物

          「信じるって難しい」

          「自己肯定感と恋愛」

          「自己肯定感」って最近よく聞きますよね。 要するに自分のことが好きか嫌いかっていうことだと勝手に解釈しています。 「蛙化現象」という言葉をご存じでしょうか。好意のある男性からアプローチされたときに、好きな人のはずなのに気持ち悪いと感じてしまう現象です。(正確なものかどうかは分かりません)これは、自己肯定感が低い人ほど起こりやすいというのをネットの記事でみたことがあります。私もこの現象を何回か経験している一人です。 周囲の友達に交際経験がない人も多く、少なくとも私の周りには共

          「自己肯定感と恋愛」

          「真面目の弊害」

          本当に真面目な人は、いろんなことを深く考えすぎる。考えて考えて考えた果てに、自分の思考回路では収集がつかなくなってしまう。悩んでいる気持ちを本当は人に話したいけれど、もう自分が何に悩んでいるのかすら分からなくなって、誰かに理解してもらうことを諦めてしまう。それでも、正解を求めて考え続ける。考えれば考えるほど、どんどん答えは迷宮入りしていく。もう、考えることが辛くなる。でも、脳は考えることをやめてくれない。思考回路は、誰にも操れない。自分で操れる唯一の選択肢は、思考回路の電源を

          「真面目の弊害」

          「秒速5センチメートル」

          しばらくご無沙汰していました。統一感が皆無に等しくなりそうですが、ひとりごとのようなものなのでお許し下さい。 この作品に初めて出会ったのは、中学二年生のときでした。美術の授業の中で、二話の途中あたりまでを観たのだと思います。アニメや映画に特段思い入れもなかった私ですが、その時ものすごく衝撃を覚えたことを鮮明に覚えています。 小学生の頃から心に通じ合うものを感じて、一緒にいる時間が楽しくて、ずっとこのまま一緒にいられると信じていた二人に訪れた、転校という名の絶望。小学生の彼

          「秒速5センチメートル」

          「批判より大事なこと」

          家からほぼ出ない生活を始めて二週間ほど経ちました。ここまで家に籠る生活はこれまでもこれからも恐らくないでしょう。私はあまり家に籠っているのが好きなタイプの人間ではないのですが、むしろ家から出るのが面倒になってきました。どうせならこの機会にやりたいことをめいっぱい楽しみたいと思っています。 とはいえ世間は、恐怖よりも怒りや苛立ちに満ちるようになった気がします。ネットは情報と批判の波、テレビは政治家やコメンテーターが議論をくり広げる場として、人々がただ主張を押し付けあうような状

          「批判より大事なこと」

          「大人になるということ」

          先日、久しぶりに中学の親友と会いました。私は幼少期に住んでいた所から引っ越してしまったこともあり、あまり小中の友人と会う機会も減っていたため、当時の友人たちがいまどうしているのか、といった話が話題の中心になりました。 その友人とは中学校の部活が同じで、特に一緒にいる時間が多かった親友です。彼女は昔はとても自分に自信がなくて、前に出ることを嫌がるような性格でしたが、自分の家庭環境に無理のない範囲で自分のやりたいことを見つけ、堅実に強く生きる女性になっていました。彼女は中身は変

          「大人になるということ」

          「選択という自由」

          「早く大学生になりたい」 部活と勉強に明け暮れていた中学高校時代、何度この言葉を口にしたかわかりません。年の離れた姉が大学生でのんびり過ごしているところを見て、あんなに時間がゆったりしているなんて羨ましいとずっと思っていました。 晴れて憧れの大学生になったわけですが、実際中高生時代よりもはるかに自由な時間が増えました。目の前のことに必死で走り続けたあの頃が遠い昔のような気がして、後輩を目にするととても懐かしくなります。 しかし、人生の夏休みと言われているとはいえ、ぼーっと

          「選択という自由」

          「心と体」

          大事な試験が終わったら急に体調を崩したり、何かに夢中になっている時はどんなに徹夜しても元気だったり、そんな経験はありませんか? 私は徹夜して元気でいられるタイプでないことは自分でわかっているので、後者は経験したことがありませんが、、前者はよくあります。病は気からということわざがあるように、心の状態と体調は不思議と関係しています。 夜と霧という、アウシュヴィッツの強制収容所に囚われた経験のある精神科医が書いた本があります。ここでも、正確な文面は覚えていませんが、体が衰弱しき

          「心と体」