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本を書くよ

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【2022年、本を書きます!】 今年は本を書いてみようと思います。出版社の方とのお話しをこれからしていきますが、今年中に出版したいなぁというところです。 内容としては、私自身… もっと読む
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「不登校の始まり」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点

「不登校の始まり」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点

不登校の始まり

 学校に行かなくなったのは、小学校に上がってすぐ、入学式の次の日からです。入学式のことは覚えていませんが、「みんな一緒」という空気感がとても強く感じられて居心地が悪かったことは感覚として覚えています。

 クラスに入れない。教室の、みんなが黒板に向かって等間隔で座っている空間が異様に感じられました。今でも、教室という空間に近いものに身を置くとストレスを感じます。

 また、学校の

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「学校に行ってみる」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点

「学校に行ってみる」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点

学校に行ってみる

前回のつづき。
幼少期のこと」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点|じゅん|note

 その後ほぼ同じメンバーで小学校に上がり、状況が変わることもなく、「孤立」していました。

 先生から見ると協調性がないなど、問題のある子だと思われていたかもしれません。 小学校では入学式の次の日から休み、その後もさみだれ登校のような感じで、「学校には 行きたくない」と思いなが

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「幼少期のこと」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点

「幼少期のこと」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点

 私は今、奈良で小さなフリースクールを開いています。仕事の休みの日に活動しているので、のんびりとしています。この章では、不登校を経験した私の自己紹介と、不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点について考えてみたいと思います。

幼少期のこと

 幼稚園の頃から登園渋りがちで、今から振り返って考えてみると様々な要因が重なって、学校に行かない選択を取ったのだと思います。

幼稚園生の頃、「ゲームキュ

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出版企画「はじめに」公開します。

出版企画「はじめに」公開します。

はじめに

 私はいま、26才になりました。

 普段は市役所でアルバイトをしながら、休日はカフェを開いたり、子どもたちの学びの場づくりとしてフリースクールをやったりしています。

 この本を書いた経緯として、私は小学校1年生から学校に行っていなかったことがあります。その後も長く、学校という空間から遠ざかって生きてきました。家でひきこもってゲームをしたり、長い一人の時間を使って自分の好きなことをし

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