1日1日を意識的に生活する
今更ですが、昨年を振り返るととても有意義な1年でした。
その理由は、40代にもなり、久しぶりに顧客と向き合う仕事を始めたからだと思っています。
また、今の状況下の中にしてはそれなりの金額の投資をさせて頂き、自分なりにリスクをとったチャレンジをさせてもらってます。
「顧客と向き合う仕事」
「リスクをとったチャレンジ」
というのは、見る人から見ると、そんなの当たり前じゃないか、と感じることかもしれませんが、歴史ある大企業の中間管理職になると、なかなかそれが難しかったりします。
40代になっても部下よりも上司が多い環境や、事業部門が細分化された組織構造ではどうしても内向きな仕事が多くなりがちで、気づくと社内の人との打ち合わせに多くの時間を割かれている、仕事をやった気になってしまう、、、なんてことは良くあります。
また、先人によって作られた、とても良くできた既存事業のおかげで、仕組みを安定的に回すことも、これはこれでとても重要な仕事になります。ただ、気づくと大きなリスクを負わずと日々が過ぎていくということになります。
自分が中間管理職くらいになるまであまり意識しなかったですが、良くも悪くも組織の歯車にならざるを得ない、という側面が管理職にはあり、私の性分としてもそれは合わないな、と感じてました。
昨年から始めたチャレンジは、簡単にいうとC向けアプリなのですが、これが何とも痺れます。
マス向けインフラ系事業に慣れている自分にとっては、ダッシュボードに表示されるユーザーのリアルでダイレクトな反応がビンビンきます。
毎日数字とにらめっこしながら、一喜一憂の日々。
本当はそんなに日々のデータに振り回されてはいけないのでしょうが、どうしても数字が気になる。心臓には良くない。
次のアップデートまであと●日、大規模アップデートまで●ヶ月、、、それまでなんとかもってくれ〜、と祈る日々。
カレンダーと向き合う日々でした。
なんにせよ、そうした緊張感は、自分で選んだ道でもあり、とてもストレスを感じる日々でしたが、一方で、日々の生活をより意識的にしてくれました。
変化は多く、
・たくさん歩くようになった。
考える、俯瞰して状況を捉える、混乱した脳を整理するために日々たくさん歩きました。
・週末走るようになった。
同上
・家族との時間をしっかり作るようになった。
一度サービスのことを考えると不安にもなり、アレコレいろいろ考えてしまうので、スパッと仕事を止めて子供と向き合っていると不思議と切り替えができ、結果的にメリハリの効いた生活になりました。
などなど、もちろん良いことばかりではないですが、30代初めに経験した痺れる体験から約10年も経ってしまいましたが、40にして改めてチャレンジできることの幸福を感じられた1年でしたし、今年はそれをさらに加速させる1年になりそうなので、より一層1日1日を意識的に生活できれば思っています。
このnoteもそうした使い方を模索していきたいと思います。
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