見出し画像

実際にPMF(プロダクトマーケットフィット)した時の声

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「PMFした時の声」を読みました。

●学んだこと

本節では、実際にPMFした事業の紹介をしています。

・Coral Capitalの西村賢氏

初期のサイボウズは全国から届く有料ライセンス申込書のFAXが止まらなくて、ロール紙が床にとぐろを巻いていたと、初期メンバ―だった人に聞いたことがあります。

・SmartHR創業者の宮田昇始氏

Facebookで人事・労務の担当者にターゲティングした事前登録用広告を出しました。予算2万円で。まだプロトタイプすらできていないときだったんですが、広告を止めてからも口コミで登録が増え続け、1か月で200人ぐらい集まりました。

・片づけコンサルタントの近藤麻理恵さん

知らない人からも、お金を払うからやってほしいとオファーが来るようになって、19歳から片づけコンサルタントと名乗り始めるんです。(中略)就職してからもオファーは絶えず、2年後には独立。すると、あっという間に半年先まで片づけレッスンの予約が埋まるようになったそうです。

●考えたこと

こうして実際の具体例を見ると、改めてPMFとは岩が勝手に坂を下っていく状態なのだと認識できました。

また、PMFを知らずに、顧客のニーズを満たしていなかったり、そもそもの市場選択を誤っているプロダクトに、大金をかけて広告をかけたり、必死に営業をしても、PMFしたプロダクトに及ばないのは明白だと感じました。

自分がかかわっている自社サービスも、このようにPMFした事例としてとりあげてもらえることを目指していきたいと思います。

この記事が参加している募集

読書感想文

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?