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新規事業がうまくいかない理由~安易に組織の人数を増やしてしまう~

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「新規事業がうまくいかない理由」を読みました。

●学んだこと

新規事業がうまくいかない理由⑥:
安易に組織の人数を増やしてしまう

大手企業の新規事業では、予算取りの都合上、期初に多めに人数確保し、期中での追加申請を避けようとする動きがあるそうです。

スタートアップでも、調達した資金を人材採用にあてるため、必要以上に組織の人数を増やしてしまうことがあるといいます。

事業が順調に進めば問題ないものの、そうでなければ合意形成が必要なステークホルダーが増えてしまい、事業進捗のスピードが低下してしまうそうです。

場合によっては、メンバーを暇にさせないために「仕事のための仕事」を生んでしまい、組織全体としての機会損失に繋がるとまとめていました。

●考えたこと

人が余っているような状態は経験したことがなかったですが、逆に余計な時間を生んで効率が落ちることもあるのだなと勉強になりました。

仕事のための仕事など本末転倒ですが、特に大きな企業では頻繁に起きていそうです。

人員が増える際に、本当に今いるメンバーで足りていないのか?今はPMFしているのか?と慎重に考える必要があることは覚えておきたいと思います。

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