市川 にこ

散文から小説まで。写真を撮ったりします。 Twitter:@1kawa2ko Thr…

市川 にこ

散文から小説まで。写真を撮ったりします。 Twitter:@1kawa2ko Threads:https://www.threads.net/@25_25_1k Instagram: https://instagram.com/25_25_1k

マガジン

最近の記事

自動二輪 最適化案 ステレオタイプ解剖 前輪編

写真は「伸びる 早く」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/25 初稿 2024/05/02 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ある日のこと。『原動機付き自転車』の歴史を調べるべく図書館に足を運び、書籍検索をかけたところ結果は全て『原付免許 一発スピード合格!』のような物ばかり。日本の運転免許書の趨勢を占うべくやって来たのだが、所蔵結果にぐったりとし、膝を地に着き、項垂れた。 「ええい、もういい」検索結果が頼れないとなると、そこは人力。自動

    • 名古屋モーターサイクルショー2024 自動二輪車産業裾野は広いよ大きいよ。サプライヤーメーカーなどなど

      写真は「Dirt Freak」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/07 初稿 2024/04/19 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  前回に引き続き名古屋モーターサイクルショー2024からのレポート。前回はバイクメーカーから私が気になる……いや、自分の気持ちに素直になりたい。「欲しい。ください」というバイクをいくつも取り上げてきたが、今回はバイク用品、各サプライヤーメーカーの一部を取り上げていきたい。 ・Dirt Freak  昔足げに

      • 名古屋モーターサイクルショー2024 跨って跨って跨りめくりめくる日

        写真は「星付きよ」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/06 初稿 2024/04/18 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  春といえば桜であり、桜の開花を迎える頃とはバイクに乗るのに丁度良い時期である。年中仏頂面の私ですら朗らかにさせられるのが春と秋と、そして自動二輪車である。陽の匂い。野に咲く草花の匂い。ガソリンの香り。これらを嗅ぎ取り疾走する乗り物が自動二輪車。  2024/04/05(金) 天気は生憎の小雨模様であるが、道すがらに咲

        • 凡そでありますが毎週木曜日に投稿を行ってまいりましたが、2024年4月から環境等々が落ち着くまでの間は不定期に更新いたします。ご了承願います。

        自動二輪 最適化案 ステレオタイプ解剖 前輪編

        • 名古屋モーターサイクルショー2024 自動二輪車産業裾野は広いよ大きいよ。サプライヤーメーカーなどなど

        • 名古屋モーターサイクルショー2024 跨って跨って跨りめくりめくる日

        • 凡そでありますが毎週木曜日に投稿を行ってまいりましたが、2024年4月から環境等々が落ち着くまでの間は不定期に更新いたします。ご了承願います。

        マガジン

        • 評論
          0本

        記事

          今週こそ休みます。

          今週こそ休みます。

          インドから来たルチャリブレDUKE 390 西の覆面力士ZX-4RR 2024年バイク悩み高段

          写真は「セメント」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/03/16 初稿 2024/04/11 写真追加 2024/04/12 全面刷新 2024/04/14 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  苛立ちが重なる度に私はバイク屋に足を運び、ずらっと並ぶ数多の自動二輪車を眺め、可能であれば跨ってきた。どれもこれも一癖あり、それ故魅力的で、そうした物と接することで再び私は何かを創り出すことを続けられた。  毎年毎年巻き起こる私の中でのバイクブームだが、そ

          インドから来たルチャリブレDUKE 390 西の覆面力士ZX-4RR 2024年バイク悩み高段

          次週は休みます

          次週は休みます

          書評『伊福部昭 ゴジラの守護神・日本作曲界の巨匠』と温泉

          写真は「に浸かりて足跡」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/03/14 初稿 2024/03/16 写真掲載 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  2024/03/07 (木)  ある温泉施設帰り際での出来事。コインロッカーから靴を取り出し、三和土に近づくと、何やら父と娘が押し問答。私は脇のベンチに腰掛け、靴を履こうとすると、「ねえ!」という幼子特有の甲高い声が施設内に響く。およそ6歳から7歳か、女児は胸襟前に両腕を組み、怒りに満ちた目で父を睨みつけている。

          有料
          390

          書評『伊福部昭 ゴジラの守護神・日本作曲界の巨匠』と温…

          書評『侵略日記』 その前記

          写真は「Friction Loss」  市民革命を経た産業革命は、大量に生産し大量に消費し、中世から在位し続いた帝国主義と結託。労働力と市場を求め膨張し続けた。非科学的な迷信や信仰を近代科学は農村に追いやり、齎されたリアリティーは「ドン」「ドン」と、抜き差しならない大量死を齎した。 「20世紀」とインターネットで検索すると「キノコ雲」が真っ先に現れた。近代の書籍巻末「おわりに」を表すのが二発の原子爆弾である。  そして現在、再び核の脅威は高まった。違いといえば侵略した側が核

          有料
          390

          書評『侵略日記』 その前記

          画面向こうのトートロジー

          写真は「私が見ている画面向こう」  単純なことを態々複雑化する。複雑なことを過度に単純化するのを感じることがままございます。  ある日TVを点けると「ロシアによるウクライナ侵攻後2年目の今」というものが放送されていた。傷創し、四肢欠損するものの「再び前線に立ちたい」と、病室ベットの上で口にする兵士の声。次に映し出されたのは徴兵逃れを行うウクライナ人というもので、戦争当事国の当時者の明暗を対比させる編集というものだった。  これが劇場型国家ないし文化圏であれば、「傷つくものの

          有料
          390

          画面向こうのトートロジー

          早咲きする梅 後ろ手に走憎するパイプライン

          写真は「メタル手に梅見」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/02/22 初稿 2024/02/25 写真掲載 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  梅や桜の開花が年々早まり不安です。出来たら暖かい方が嬉しいが、2月の天気予報に「今日の最高気温は4月並み」を耳にし、翌日には「今日の最高気温は5月並み」と聞く気候が不安です。  2022年2月24日に勃発したロシアによるウクライナ侵攻が未だ続いていることも不安です。  戦争勃発後メディアから連呼される「ノルドスト

          有料
          390

          早咲きする梅 後ろ手に走憎するパイプライン

          来週は休みます

          来週は休みます

          映画『シン・ゴジラ』 特撮サヴァン症候群

          写真は「後日掲載します」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/02/08 初稿 2024/02/XX 写真掲載予定 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  太平洋戦争終結から約10年後。瓦解した社会の再建が整いつつあるその真っ只中、映画『ゴジラ』(1954年)が公開された。  初代ゴジラを現在の視点から見れば合成は拙く感じ、ノスタルジアか、異世界を想起されるのではないだろうか。だがその当時を生きた日本人が見た「ゴジラ」は別物だったのかと思う。瓦解していく、瓦解し

          有料
          390

          映画『シン・ゴジラ』 特撮サヴァン症候群

          映画『ゴジラ-1.0/C』 昭和被写界深度

          写真は「とりあえず」(後日差し替えます) −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/02/01 初稿 2024/03/11 追記修正 2024/XX/XX 写真掲載予定 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  2024/03/10(米国時間) 第96回アカデミー賞 視覚効果賞受賞。  山崎監督、スタッフの皆さん。和光ビルヂング、銀座四丁目周辺の方々、おめでとうございます。 受賞の知らせを知り、「成る程、これが推しの気持ちなのか」でございます。  銀座四丁目は和光ビル

          有料
          390

          映画『ゴジラ-1.0/C』 昭和被写界深度

          ラジオ『ジャズトゥナイト』 正月放送後後後

          写真は「ゴゴゴ」  刮目せよ。ゴゴゴだけではない。ニニニもだ。そう、ダブルだ。ダブルといえば年明けのラジオ番組『ジャズ・トゥナイト』正月特番。大友良英 菊地成孔 両名の対談は放送2回に別けるてんこ盛り。発見と学びあり。そういうことで各回毎をかいつまみ思うことを記載したい。  時系列は前後いたしますが、まずは此方から。 ・2024年1月13日『菊地成孔再び&ブギウギとジャズ』  この回は楽曲提供を入り口に、文化関連の労働環境に踏み込み、時代と作成環境、開かれた世界に挑む切り

          ラジオ『ジャズトゥナイト』 正月放送後後後

          2024/01/11(木)は正月休みを取ります。

          2024/01/11(木)は正月休みを取ります。