緊張をしない方法
よく思う、私はしがない人間である。
文学的な入りをしたが、そのような事を話すつもりはないので気にせず読み始めてほしいです。
緊張というのは時に味方になり、時には一番の敵になる。
学生の方であれば、テストであったり、レジメの発表など。または部活の試合であったり。
社会人の方であればなんでしょうか…
クライアント様との大事な商談とか?まあ社内で何かを発表するってこともあるか。
そんな場面は皆さんにもあるはず。
緊張にも良い緊張と嫌な緊張があると考えてます。
先に書いた、時に味方、時に敵に。
と同様でしょうか。
私自身の考え方だと…
嫌な緊張、敵になる緊張、いわゆるネガティブな緊張も思考回路を変化させれば
いい緊張、味方にできるものだと考えています。
私と緊張の歴史は小学校の時だったか、入っていた野球チームの忘年会?的なところで、一人一言ずつ全大人の前で来年の目標を言う!という時間がありました。
私と緊張の歴史はここから始まりました。
6年間毎年この瞬間は緊張してました。
逆を言えば、小学生の時に緊張した瞬間を思い出しみると…
野球の試合などで緊張した記憶がないです。
プール、体操、相撲を実は習ってもいたのですが、これらでも緊張した記憶がないなーと。
ここから想像するに、嫌なこと苦手なことに対面すると緊張するんだろうなと。
↑こう書きながら自分の中で矛盾が生まれてきました。。
人前で話すことが苦手?いやいや。そんな訳ない。
小学生佐藤恵一少年は人見知りもせず、親と買い物なんて行ってる時でも知らない人と話してたりしてたみたいです。
なんかしらの発表会では目立つ役を買って出るような子供でした。(親談)
ということは…
人前で話すときのあの感情は緊張ではなかったのか?
となってきます。
その後中学高校大学と進学し、プロレスラーになった訳ですが、デビュー戦のときに、あの時の感情はコレだ!!
と、答えが出たんです。
デビュー戦は2015年10月の全日本プロレス後楽園ホール大会。
相手は現新日本プロレス金丸義信選手。
贅沢すぎるシチュエーション。
当日の朝から異様なまでハイテンションだったのを覚えています。
会場入りの時も開場中もずっと同じテンション。
あれ?このテンションの感じ、この高揚感。
あの忘年会で人前で話す時の少年佐藤恵一と同じ感覚だ。
楽しんでるじゃん、緊張じゃなくてワクワクしてるだけじゃん。
と思った瞬間、目の前に光が差した感覚になりました。
そのおかげか、このデビュー戦以来、試合が緊張でやばかったってことがないんです。
もちろん、緊張しろよ。って思われる方もいるとは思いますが、今回は心に閉まっておいてください。
散々緊張したことないとか書いてきましたけど、このデビュー戦での思考回路の変化が、緊張を緊張でなくした。ということではないかと思います。
前のnoteでも書いたかもしれませんが、プロレスはチケットを買ってきてくれる方がいて成り立つものなので。
緊張している姿はなるべく伝えたくないという自論です。
※緊張と緊張感は違うという認識でお願いします。
プロレスは特殊なのでこの思考が皆さんの生きている世界で活かせるかどうかはわかりかねます。
しかしながら、緊張というものは人間生きていれば全員にあるものだと思います。
皆さんが今ふと思った、あの緊張、平常心のいま思い出してみてください。
今がチャンスです。
あの嫌な時間、少し斜めから、自分を俯瞰で見てみてください。
新たな自分も見つけられると思います。
せっかく年も明け、気分も一転しようってときに神様はなかなか優しくなかった。
あんなニュースやあんな天災で感じるこの緊張は二度と味わいたくない。
皆さんの心に一秒でも多く、一秒でも早く、和らぎが訪れますように。
佐藤恵一
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?