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05|経験主義について

実践し続けている人には敵わない。
この事は、実際に日々の活動の中で得た知見だが、ある意味で当たっているし、間違っている。
迷っているなら、選んでいるのなら、いち早く手をつけて経験を重ねる事で、まだ見ぬ光景を見ることができるのは、ほぼ間違い無いだろう。しかし、それは、正しいことなのか、美しくことなのか、とは、全く別問題ということだ。
私はずるい事に、実際には経験主義実践主謀者ではあるが、知見主義者でもある。
経験だけに軸足を置く人を信用しない(したくない)。書籍や論説、意見、こういったものをきちんと受け止め、受け入れ、出来るだけ多角的に判断する事を重視する派。勿論、何事も自分でやってみないと気がすまないのだが、それが正しいとはちっとも思っていない。重要なのはフラットな目と適切に作用する勘の発動だ。
とか、言っていると、ビジネスの分野ではたちまち経験主義者の面々に、出し抜かれ、置いてきぼりを喰らう。そう、これは正論を言っているかと思わせた負け犬の遠吠えなのだ。

しかし、これが私の信条なのだから仕方がない。
諦めて本を読もう。人の意見を聞こう。色んな事に考えを巡らせて仕事をしよう。経験と知見を俯瞰して、道先を決めて行こう。
そして、最終的に同意を得られ、自分が生きやすい環境を構築する。
そんな、長過ぎる構想の話でした。

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