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【諸国客衆繁盛】

【諸国客衆繁盛】
以前お江戸百年塾で元ザ.リッツカールトン.ホテル日本支社の社長の高野 登さんから素敵なお話を教えて頂きましたので再度ご紹介いたします^_^

春日大社の石灯籠の祈願文に「商売繁盛」と書いた灯籠は,昭和57年以降しか出てこないそうです。それまでは何を書いてきたかというと「諸国客衆繁盛」(しょこくきゃくしゅうはんじょう)私と取引をしてくださっているすべてのお客様の商売が繁盛しますようにとの願いであり、つまり、「私のお取引さまがお栄になりますように」だったんです。まさしくこれが日本の商道徳だったのです。

確かに 石門心学の石田梅岩先生の「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」や大丸の「先義後利」 そして近江商人の「三方良し」精神。まずは 世間 周囲の人の利益を考えたら、おのずと利益はついてくるとい先人達が商人道を積み重ねてた哲学つまりものの見方考え方が「諸国客衆繁盛」なんです。 

私達のこの日本という國

が先人達の知恵と努力により成り立っていたことでしょうか。日本人として誇りに思います^_^

かんながら ありがとうございます

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