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【深い社会】20 みなさんAI使ってますか。

ドラッカーの7つの機会

1 予期せぬ成功と失敗を利用する
2 ギャップを探す
3 ニーズを見つける
4 産業構造の変化を知る
5 人口構造の変化に着目する
6 認識の変化をとらえる
7 新しい知識を活用する

いうなればこれらは「マネジメント」です。
経営者がアイデアをマネジメントしなければ、イノベーションは起きません。
シュンペーター言うところの、「駅馬車はいつまで待っても鉄道にはならない」のです。

実は、この7つの機会すべてを震撼させているイノベーションが進行中です。
もう、わかりますね。

「AI」です。

現在第三次AIブーム。

深層学習で進化したAIが注目されているのですが、
そもそも、深層学習って、コンピュータが頭の中でKJ法をやってるってことなんです。
AIがイノベーションの準備をしてくれるんですね。

さあ、教育現場はどんなことにチャレンジしてるのかなあ。

あれ?

AI禁止?なぜ?

文部科学省が「初等中等教育段階における
生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を作っています。

中を見てみましょう。


「学習指導要領は、「情報活⽤能⼒」を学習の基盤となる資質・能⼒と位置づけ、情報技術を学習や⽇常⽣活に活⽤できるようにすることの重要性を強調している。
このことを踏まえれば、新たな情報技術であり、多くの社会⼈が⽣産性の向上に活⽤している⽣成AIが、どのような仕組みで動いているかという理解や、どのように学びに活かしていくかという視点、近い将来使いこなすための⼒を意識的に育てていく姿勢は重要である。


そうだそうだ!


「その⼀⽅、⽣成AIは発展途上にあり、多⼤な利便性の反⾯、個⼈情報の流出著作権侵害のリスク偽情報の拡散批判的思考⼒や創造性、学習意欲への影響等、様々な懸念も指摘されており、教育現場における活⽤に当たっては、児童⽣徒の発達の段階を⼗分に考慮する必要がある(各種サービスの利⽤規約でも年齢制限や保護者同意が課されている)。」


ん~そうかー。
デメリットもあるよね。
で、どうしていくの?


① 現時点では活⽤が有効な場⾯を検証しつつ、限定的な利⽤から始めることが適切である。
⽣成AIを取り巻く懸念やリスクに⼗分な対策を講じることができる⼀部の学校において、個⼈情報保護やセキュリティ、著作権等に⼗分に留意しつつ、パイロット的な取組を進め、成果・課題を⼗分に検証し、今後の更なる議論に資することが必要である。

② その⼀⽅、学校外で使われる可能性を踏まえ、全ての学校で、情報の真偽を確かめること(いわゆるファクトチェック)の習慣付けも含め、情報活⽤能⼒を育む教育活動を⼀層充実させ、AI時代に必要な資質・能⼒の向上を図る必要がある。

③ 教員研修や校務での適切な活⽤に向けた取組を推進し、教師のAIリテラシー向上や働き⽅改⾰に繋げる必要がある。


これを、どうとるか。
「コップに水が半分入っている」ととるか、
「コップが半分空」ととるか。

ほとんどの学校は、AI=悪、になっているような・・・・
みなさんの学校はどうですか。

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