GDP:統計は、戦争のためにある?

記事参照:「・・・国力を測る取り組みは17世紀の英国で始まり、戦争遂行能力を調べるために発展した。・・・値段のない豊かさをとらえることは不得手・・・」とありました。

LINEをやめるのに必要なお金は、300万円!。無料なのに、こんなに価値があります。

記事参照:「・・・経済の実像をどうとらえ直すかで、豊かさの形も変わってくる・・・」、全く同感です。

GDPを指標にした豊かさ、故に、戦争も起こせるという錯覚。逆に、GDPが低いと侵略されるという妄想。値段のない豊かさの代表である「心の豊かさ」が指標となると、貧しい心であれば戦争を起こしやすく、豊かな心であれば平和を望んでやまなくなるのでしょう。心の豊かさは、いうなれば、心資本主義のGDPのようなもの。

GAFAなどが広める「無料電子資本主義」。これらが、「心資本主義」に移行することがあるでしょうか。単に無料の価値を数字に表すだけだと、また、戦争ができるかを推し量る指標にしかならないと思うのです。


「進化する経済(3) LINEの価値300万円? 豊かさはGDPの外に」日経新聞 下記リンク参照


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