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【ブロマガ】フランス菓子店ブロンディールの魅力を味わい尽くす

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フランス菓子店「ブロンディール」の魅力をひたすらに語る、ブロンディストによるブロンディールモノ語りマガジン。
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記事一覧

魅惑のキャラメリゼへの誘い(いざない)

まず、ひとつの質問をさせて頂きたい。 「魅惑のキャラメリゼの誘惑に抗えるか?」 答えは、…

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パティスリー銀河系への旅  -エピソード1-

-プロローグ- この広大な宇宙に銀河系があるように、パティスリーにもまた銀河系が広がってい…

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ブロンディールのフレジェと美学。

ブロンディールが止まらない。 そしてフレジェも止まらない。 だからフレジェの季節にはますま…

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あの畑の向こう側から新年のご挨拶

新しい年。 2020年はまだ先と思っていたのも束の間、時が経つの早いもの。 何かというと、「…

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季節の味わい「モンブラン・セゾニエール」によせて

プロローグ、栗の季節に躍りだすDNA秋といえば栗、栗といえば秋、秋に行きたい場所と言えば、…

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ブロンディールのnouveau!との付き合い方

相変わらずブロンディールに通い続けている。 ここ最近の藤原シェフの攻勢に我々ブロンディス…

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アシェットデッセールと共に去りぬ

今年の夏は短かった。 それはつまり、我が愛するパティスリー『ブロンディール』のアシェットデッセール(あのアシェットデセール)の提供期間が短い事を意味する。 令和になって最初の夏はほろ苦い記憶が残る夏となった。 アシェットデッセールは還って来たのだが、ペッシェメルバが天候不順により突如の終了(=fin)となってしまった。 麗しのペッシェメルバ 麗しのペッシェメルバという言葉がある、ペッシェメルバは麗しいのだ。その麗しさとは、即ち桃の麗しさ。あぁ…なんて甘美なのだろう…甘く

あのアシェットデセールとの再会。

アシェットデセール、あぁなんて甘美な響きなのだろう。君を待っていた。待ちに待った夏、いや…

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「日本の夏、アシェットデセールの夏。」への誘い。

日本の夏が呼んでいる 日本の夏、 花火、 ビール、 バカンス、 スイカ、 海水浴、 クー…

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ブロンディールの「いけず」な愉しみ方

ブロンディールは「いけず」である。 思ったようにいかない、という意味で。 ブロンディスト(…

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ブロンディールに通うか、パリへ飛ぶか。

パリへ行きたい。 憧れのパリ。 行きたいパリ。 行きたいと言ったら行きたい。 行きたい行…

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ブロンディールのババ・オ・ロムから読み解く、反ツユダク。

ツユダク至上主義の蔓延突然だが、「ツユダク」が嫌いである。 周りを見渡せば、世の中にはツ…

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ブロンディールのイートインにおけるデザイン手法と嗜み方。

毎度お馴染み、ブロンディール好きによる「ブロンディール モノ語り」。 今回はブロンディール…

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人生色々、フランス菓子フレジェも色々。

今季もそろそろフレジェに別れを告げる頃がやってくる。フレジェに振り回されるようにフレジェしてきた冬から春への移り変わり。フレジェは何故こんなにも魅惑的で、こんなにも私たちを惹き付けるのだろうか? 今回はフレジェについてとことん語りたい。 1、フレジェとショートケーキ一般的にはショートケーキという日本独自のフォーマットに対するフランス菓子への憧れのような、また一年中いつでも洋菓子店に当たり前のように置いてあるショートケーキに対するアンチテーゼのように、旬の味わいを他文化への