先生からもらった、言葉の『特効薬』

先ほど、高校生時代からずっとお世話になり続けている先生から、入電。

久しぶりに声を聞けて良かったし、その先生は、私の理解者でもあり、関わってきた期間も長かったので(現在進行形である)、叱咤激励の言葉を頂けた。

結論。悩み、吹っ飛んじゃったよ。自分でもびっくり。

開口一番、「あなたって~実は結構ズルくて腹黒いんだよ~」という、腰の抜ける爆弾発言から会話がスタートした。そこで思わず吹き出してしまった。

考えてみればそうだった。私は、自分自身を守るためなら手段を選ばないタイプの人間だったことに、32歳になってから、ようやく気付いたのだった。

「まぁ、そのズルさと腹黒さとしたたかさがあったから、ここまでちゃんと生きてこれたのよね~」ゆる~いトーンで先生はこう続けた。

「そもそも~何で失業保険300日ぐらいもらえる状態だったのに~就職する選択をしたのよ~」言われてみたらそうだよなぁ…。

穏やかな語り口だが、先生はどんどん核心をついてくる。説得力も半端ではない。

「焦って『就職する』っていう選択肢を選んだのは自分なんだからさぁ~そこは理解しなくっちゃね。『誰かのために生きよう』なんて思っちゃダメ。そんなことが出来るタイプの人間じゃないのよ~」

先生の発する言葉は、何故かスッと受け入れられている自分が居た。その鋭すぎる指摘は、先生の優しさからきているのだ、ということを、私は知っていたからだ。

いわゆる、先生の一連の指摘やアドバイスは、『バファリン』のようなもの。半分は優しさからできているのだ。

そのお話を聴いた途端、「そうですよね~」と爆笑した。久しぶりに心から笑った。そして、全ての悩みが吹っ飛んだ。

流石だなぁ…と思った。いい言葉の特効薬をもらえた気がした。

よっしゃぁ!吹っ切れたぞ!

今は、ものすごくホッとしている。感謝しないとなぁ…。

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