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内向型と外向型の目線の違い

内向型はただの気質であって病状じゃない。
でも話すほどにだんだんとズレを感じてくる。
ただ心地いいものが違うだけだし、
行動の仕方も話し方も違う。
それだけなのに...と悩まされることも少なくない。


何より繊細な子にとって"何でも話す"なんて
簡単にできるものではない。
話してって言われるほど、きっと話せなくなる。
話したくなくなるガードが出ると言うか...ね。
逆に"無理に話さなくていいよ"くらいのほうが
心が和らいで話そうと思えるのかもしれない。
一度閉じた心を開くにはまた時間がかかってしまう。
そうならないようにゆっくり進んでいこう。


何でも話せる環境で育った人にはきっと理解し難い。
話したくても話せない苦痛とかないんだろうし、
相手に対する信頼感も厚いから無防備でいられる。
誰とでもお喋りが楽しめる人の世界が
壁を作りがちな人からしたらハードルが高い場所。

内向型が自分のことばっかり気になるのだとしたら
外向型は人のことばっかり気にするのかもしれない。
嫌悪感に対しても"自分に"いやだと見る側面と、
"相手に"いやだ"と見る側面の違いのような。
そもそもの思考回路が違うんだと思う。
新しい目線に気づいた。

だからたぶん、攻撃の対象も自分にしがちな内向型と相手にしがちな外向型の典型さかもしれない。
なんだか、極端だなあ...
なんだって物事の内向きか外向きかが関連づいてる。
知れば知るほど違いが浮き出てくる。


例えばストレスを感じてしまった時でさえ、
外向型はすぐ人を頼ったり、人と発散する方法をとる。
でも内向型は誰かを通そうと思わないから、
自分だけで抱えてしまうし、1人で消化できるものに走る。
それができない時、悩みの深みにハマるとは
このことかもしれない。

人のことなんてほっといて、なんて思うのも
相手より自分に向けられた視線。
よく見ている場所が相手の中にある"心"なのか
その"人"そのものなのかの違いであること。
それはパッと見似ているけれど、どこか違っている。
そんな気がしたんだ。


前回の記事もたくさん反応もらいました。
内向型の人たちが少しでも生きやすくなりますように。


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