_ネット断ち_

スマホ依存!?なあなたには耳の痛いお話も。 『ネット断ち〜毎日の「つながらない1時間」が知性を育む〜』+BOOK PROJECT Vol.2

今日の一冊

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『ネット断ち〜毎日の「つながらない1時間」が知性を育む〜』
斎藤孝 著 青春出版社

目次
第1章 ネット・SNSが招く「心の漏電」とは?
第2章 人の反応が気になる時代こそ「教養力」を!
第3章 1日1時間「ネット断ち」しよう
第4章 スマホを離れて「身体性」を取り戻そう
第5章 自分の「体験」になる本の読み方
第6章 ディープに鎮静する時間こそ幸せである
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スマホ依存!?なあなたには耳の痛いお話も。SNSやくだらないニュースなどの情報洪水から自分を守るには。

気がついたらスマホを見て数十分経っていた。。
スマホがないと不安。。
通知が来たらすぐに見る。。
そんな経験ありませんか?

気にしたくないのに、気にしてしまう。
SNSに投稿しようもんなら、いいね!の数が気になって何度も見にいくなど、最近特にエスカレート。もはや依存症の域まで達してしまったのでは?と強い危機感を持っていた時に見つけたのがこの本です。

このままスマホ依存が進めば、具体的にどうなってしまうのか。
どうすれば時間を有意義に使えるのか。本当の教養を身につけるために足りないことは何なのか。さすがは齋藤孝先生。本書にはそれらに対するヒントがたくさん詰まっていました。
それでは見ていきましょう。

本書の赤ペンチェック

私たちはもういい加減、どこかでこの負の連鎖を断ち切るないといけません。インターネットやSNSから少し離れて、偉大な他者を知り、心の中に教養の豊かな森を生い茂る汗なければならない。そのためには本を読み深くその対象にのめり込む=鎮静することが肝要です。
自分に自信がないからネットやSNSで他人の評価を欲しがる。それによってますます本質的な自信や自己肯定感を持つことが難しくなる。さらに他人の評価に頼り、ネットやSNSに依存する。そんな悪循環が生まれるのです。
仮に100の意見のうち99が肯定的でも、1つ否定的なものがあった場合それに引っ張られてしまうのです。否定的な意見の方がインパクトが強い。
 FacebookやLINE、Instagramといった情報空間で、私たちは四六時中誰かとつながっている状態です。そんな軽い緊張状態、興奮状態が続くと、明らかに集中力がなくなり、判断力や意志力が衰えます。最近の行動心理学や社会心理学の分野での常識の1つが、人間の判断力や意志力といった精神力は有限であると言うこと。

「インターネットやSNSによって心が弱くなる」と私は常々警告しています。

 現代の多くの人がインターネットSNSにエネルギーを消費してしまい、それ以外に向けられる精神エネルギーが相対的に少なくなってしまっている。
 「ネットサーフィンは1日30分、SNSは夜9時以降は見ない」というように自分なりの基準やルールを作ること。
私個人としては、インターネットやSNSをやるのは高校生になってからで良いと思います。スマホを使うのは高校生になってから。中学生まではスマホを買い与えない。
最近は情報をどう集め、自分のものにするかと言うハウツー本を目にします。ただし情報集めても本当の教養は身に付きません。強い精神力も身に付かない。深い人格に触れること、その人格を自分の中に取り込むことが真の教養であり、心の強さにつながってくるのです。
本を読むのには時間がかかります。しかもそれが即座に何かの役に立つ事は無いかもしれませんしかしその栄養素は有機肥料のようにしっかりと土に染み込み、土壌を豊かに変えてくれます。それによって豊かな人格という作物が実るのです。
大事なことなので繰り返しますが、SNSを立ち、1時間でいいので別の世界に沈潜してみる。古典や文学作品に当たる。するとそれまで知らなかった世界を知ることになります。そして単なる情報ではない、生きた知恵、深い人格と出会うはずです。その時初めて、世界はこれだけ広く深かったことを実感するのではないでしょうか。
禅宗の教えは自立と自律の大切さを説きます。自ら行動し主体性を持つこと。主体的な行為の中で深く沈潜し、やがてその主体も消える。それによって悟りを得る。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる。
感情と肉体は不即不離の関係にあります。感情に乏しい人は動きも鈍い。表情も乏しい。身体性を高めると言う事は単に肉体だけではなく、感情いきいき豊かにすることでもあるのです。最近の脳科学によると、人は楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になるから楽しく感じるのだそうです。
音読して音声を10本で聞き取る事ですーっと頭に入る。腑に落ちるのです。
養老先生は、「仕事と言うのは自分のやりたいことをやるんじゃなくて、世の中に開いている穴を埋めるようなものだ」と言われています。
「人類の未来( NHK出版新書)」 という本の中で、マーティンウルフと言う世界的科学学者が、25歳位までにその人の教養の基盤が決まってしまうから、それまでにとにかく本を読まないとダメだと力説していました。読まないと限界が来てしまう。器だし決まってしまうから、とにかく若いうちにたくさん本を読むべきですと。
PCやタブレット、スマホなどの画面上に出てくる文字というのは一見読みやすいのですが記憶に残りにくい。
選択肢が多すぎると選べなくなる。「自我消耗」という概念で、選択肢が多くなりすぎると精神が消耗して決断できなくなるそうですむしろある程度選択肢が絞られていた方が決めやすい。
子供の教育にスマホは大敵。 子供の時に脳がドーパミンを浴びると、前頭葉の発達が妨げられ、意志力や計画力など人間として大事な能力が育たなくなる可能性がある。それはとても怖いことです。
子育ての中でいいと思うのは、絵本です。絵本と言うのは、現実の世界だけではなくて、イマジネーションの世界を多く描いている。日本で子育てと言うのが1番いいと私は思っています。

本書からの学び

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

この言葉があるように、マイナスな習慣を断ち切るためには、まずは行動を変えなければなりません。行動を変えるには、今回は(スマホに時間を取られすぎないようにするには)、強制的に経つしかない。
斎藤先生なので随所に読書を強く勧めています。子供にもスマホよりも絵本を与えよと。無駄に過ごしていた時間を、これからは自分の大切なインプットの時間に使いたいと思います。
是非、読んでみてください。

今日の「1BOOK 1ACTION」

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