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出版ニュース解説

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若手・新人作家が出版社のリスクも負担させられている?「電子化」がもたらした功罪【出版ニュース解説】

若手・新人作家が出版社のリスクも負担させられている?「電子化」がもたらした功罪【出版ニュース解説】

出版ニュース要点まとめ

電子書籍の売上は伸びている

紙が売れる人は電子も売れるので問題はない

新人や若手は「電子のみ」で出版の人も多い

電子は紙と違い「実売」印税ケースがほとんど

つまり…

参考:漫画家・赤松健に聞く海賊版ビジネスの課題 電子化がもたらす若手作家への功罪とは

みずほ銀行の提言!日本の出版社・コンテンツ企業は「ディズニーになれ!」【出版ニュース解説】

みずほ銀行の提言!日本の出版社・コンテンツ企業は「ディズニーになれ!」【出版ニュース解説】

コンテンツ産業の「強みの源泉」は、改めてこういう風に定義してもらえると、見えてくるものがあった。

いかに一般書の「ヒット作の展開数」が少ないか分かる。
この辺は週刊誌を見習う方が良いのだろうと思います。
あと海外新聞社のサブスク

参考:コンテンツ産業の展望 2022~日本企業の勝ち筋~みずほ産業調査Vol.69 https://www.mizuhobank.co.jp/corporate

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「これくらいは大丈夫」と思ってる人が一番危ない…厳格化する著作権違反!読み聞かせもアウト、見逃しは無くなる!?「ブロンズ新社の公式見解」、コミック・児童書と来て一般書はどうなる?【出版ニュース解説】

「これくらいは大丈夫」と思ってる人が一番危ない…厳格化する著作権違反!読み聞かせもアウト、見逃しは無くなる!?「ブロンズ新社の公式見解」、コミック・児童書と来て一般書はどうなる?【出版ニュース解説】

著作権違反についてはけっこう「見逃され」が多かったんですが
コミックがIPビジネス化していく中でどんどん取り締まり強化されてきました。
そして児童書も「厳しい」方向で動き出したようで、見逃し減っていくと思います。

曖昧な人は引用ルールの確認等した方が良いかも。

参考:【大切なお願い】著作権法違反についてhttps://staffroom.hatenablog.com/entry/2020/04

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【本のランキング2022年3月】※日販調べ

3位に人気沸騰の「あの本」が登場!

この時期売れる本と、年間通して売れる本が浮き彫りに。

著者が今からでもやるべきSNSを、2025年の広告費予測から解説

2020年は感染症の影響で世界的に広告費が削減、配信者も「広告収入が減った」と阿鼻叫喚でした。

が、しかし!
2021年はネット広告費、回復どころか2ケタ成長軌道に復活。
そしてその中でも●●が一番伸びていると。

著者なら絶対やるべきSNSがさらに明確になってきましたね。

■講談社・集英社・小学館、丸紅の新会社解説! AIとRFID事業で出版流通改革を目指す【出版ニュース解説】

今年1年で準備進めて、来年が本番という感じですね。
コミックでかなり利益を出した3社と丸紅さんとで出版流通を本格的に改革するぞ…という話。

AI使った適正配本の事業、ライバルはたぶん既存の取次というより、TSUTAYA(CCC)になるかと思います。