冷めたカフェラテ

現在、主にインスタグラムで発信する私が自由気ままに書く投稿。

第四弾は【冷めたカフェラテ】をテーマにお送りいたします。

-----------------------------------

勉強や仕事をするためカフェに足を運び、
お決まりの台詞を言う。

「店内で、トール ホットのカフェラテをお願いします。」

席に着き、ホッと一息したら没頭する時間が始まる。
また後で休憩がてら飲もう。
そうして周りの音すら心地よく自分だけの世界へ。


私は一つのことに集中すると他のことが気にならなくなる。
そう、これが今回困る一番の原因である。

・・・30分後

・・・・・・1時間後

「さっ、一区切りついたしお店を出ようかな」

残ったカフェラテを一気に飲もうとカップを持ち上げる。

あれ、重いぞ。
飲み物がまだこんなにも残っている。

またやってしまった

毎回これだ。
つい飲むことを忘れてしまう。

しかもホットで頼んだのにこれはもはやアイスラテ。

それだけ集中できたのだから仕方ないと前向きに思えるほど私は人間出来上がっていない。

「最初に飲んでおけば良かった…」

一番美味しいとき
一番楽しめるとき
一番頑張れるとき

後悔を最小限にするためには、
「一番」良いと思うタイミングを逃さないよう
見極めることが何においても重要なのではないだろうか。

人生においてもそうだ。
いくつになっても楽しめるし頑張れるとは思う。
しかし楽しみ方や頑張り方は必然的に変わってくる。

体力や周囲の環境含め、できることが減る代わりに守りたいものが増える。
歳を重ねるとはそういうことだと思う。

「今」を精一杯頑張って楽しんで
「今」の感情に目を向けることができていれば
きっと後悔は最小限になるのではないか。

カフェラテを美味しく飲みたいのなら、
受け取った後の最高に美味しい状態で
飲むことがきっと一番美味しく飲めて後悔しない選択だろう。

そんなことは分かっている。
できなかったから毎回後悔する。


冷めたカフェラテを見つめながら、
後悔という言葉を重ね合わせてみた。

気づけば隣の席の人が変わっていて、
少し肌寒くなってきた気がする。

さあ、そろそろ家に帰ろうか。

「次こそは美味しい状態のカフェラテを飲もう。」
そう心に決めて。

-----------------------------------

Thank you for reading my blog.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?