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文章の一人称について

<818文字>

文章で自分のことを何と呼ぶかは、軽く悩ましい問題です。
現在、わたしはもっぱら『わたし』を使っていますが、家では自分のことを『おいら』と呼んでいます。
もともとは『俺』と言っていたのですが、妻が自分のことを『おいら』と呼ぶので、つられて使うようになりました。
ただ、文章でいきなり『おいら』はどうかなぁ、と。
あまり使う人がいないからですが、確か糸井重里さんがそう呼ばれていた気がします。

実は、若い時には『ぼく』を使っていました。
憧れの英文学者である高山宏さんが使われていたからなのですが、ある時前妻に『子供っぽいから変えた方がいい』と言われて、『わたし』を使うようになりました。

ちなみに、ひらがなにしているのは『私』という漢字に若干抵抗があるからです。
その語源は農作物の所有権を主張することだったようなので、やや大らかさに欠けるんですよね。
一方、かつて日本では『和多志』という風にも書いていて、こちらは『多くの志の結び目としてのわたし』という意味ですから、かなりカッコイイんですが、これまたいきなり書かれても困ります 😊


あとは、『自分』とか自分の名前で書く方法もあります。
わたしの場合は、たとえば『じぞう』になるでしょうが、これも初めて読んでくださる方を迷わせてしまいますね。
『じぞうはけっこう早起きです』とか 😅

というわけで、まだしばらくは『わたし』を使うと思いますが、何かのタイミングで『おいら』になる可能性があるかな。
みなさんは、ご自身の呼び方にこだわりがおありでしょうか?


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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世の中に、笑顔あふれる人を増やしたい、と思っています。


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