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フィーバーフュー (キク科)



フィーバーフュー     (キク科)
 和名   ナツシロギク


【効き目】
消炎、鎮痛、血管拡張、偏頭痛、リウマチ、関節炎など



フィーバーフューが激しい痛みに効くとして、古代ギリシャでは葉を煎じたり生の葉をかじっていたとされます。現在では、偏頭痛の痛みを緩和するだけでなく、併発する光過敏症や吐き気も鎮める効果が期待されます。脳血管の血流減少タイプの頭痛にも効果があり、生理痛や関節炎などで処方されてることも。ただし飲みにくい味なのでサプリがおすすめです。フィーバーフューとは、高さ30~80cmのキク科ヨモギキク属の多年草で、葉や茎はハーブとして利用されています。葉はそのまま食べたり、茎と一緒に乾燥させ、ハーブティーに利用されたりしています。原産地は、バルカン半島や南西アジア、カフカス地方で、現在はヨーロッパ東部からアジア西南部にかけて分布しており、北米、チリなどでは野生化したものが見られます。日本では、園芸用や観賞用として親しまれ、白い花が夏にかけて開花することから、ナツシロギク(夏白菊)と呼ばれています。葉は緑から黄緑色で、ヨモギに似た形状をしており、強い芳香を持っています。また、花は6~7月に花径1.5~2cmの淡黄色、あるいは白い小さな多弁の花が咲きます。その姿から、ゴールデンボールやスノウボールとも呼ばれています。フィーバーフューという名前は、ラテン語の「fevrifuga(フィブリフューガ)」に由来しており、解熱作用を示す物質という意味を持っています。発熱の際に使用していたこともありましたが、現在では頭痛の鎮静などに用いられています。また、学名のTanacetum parthenium.Lは、ギリシャ語の「不滅」を意味する「athanasia(アタナシア)」と、女性の月経困難症を緩和したことから、若き乙女を意味する「parthenos(パルテノス)」に由来しています。また、花が長持ちすることから、変わらぬものの象徴とされることもあります。

詳しくはこちらに書いてあります。よかったら見てくださいね☺️

フィーバーフュー     (キク科)




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※参考文献一覧
すすきちえこ、はじめてのハーブ手帖、メディアパル、
2020、p74
わかさの秘密
https://himitsu.wakasa.jp/contents/feverfew/

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