おせっかいガエルのつぶやき
かなり前のことだけど、ツイッターが楽しいと思っていた時があった。
いろんな会話や独り言がザワザワと聞こえてきくるけれども、聞かなくてもいい。気になれば関われるし、突っ込みも入れられる。
そんな賑わい感が「オープンカフェ」のようで、関係性は緩いつながりだけで煩わしさは無い。とても心地よかった。
朝の雑然とした感じや、夜の静かな感じもTPOで楽しめていた。
さらにスポーツやイベントのときは、オンタイムで観戦してポストできる。贔屓チームを応援する一体感や盛り上がりが楽しかった。
何よりも一言つぶやけば即答してくれたりする。遅れて参戦してもそこまでの経緯も教えてくれたし、その日の選手の成績が知りたければ一声つぶやけば瞬時にRTしてくれた。
まるで「攻殻機動隊の電脳」のようだねって(直接ネットに繋がっているような錯覚すら覚える)通りすがりの知らないユーザーと朝まで共感して盛り上がったこともあった。
PCの前に居ながらにして、そんな万能感を享受していた。
複数のクライアントをインストして同時に複数垢で何人ものユーザーと話したりもした。とにかく楽しかった。
それが講じて、オフ会というのも体験した。
ネットだけの知り合いが、その時からリアル知り合いに変わっていくのも楽しさのひとつだった。
ところが、そんな「楽しさ」と裏腹に、タイムラインがどんどんつまらないものになっていった。
朝夕の「ご挨拶」「義理RT」や「馴れ合いイイね」とか、特定の仲間内での「認知や排除」が始まり、いわゆる「マウントの取り合い」が横行するようになった。商用のリプが多くなり、政治的なオルグやネトウヨの罵詈雑言とかが多くなっていった。
面白いことが少なくなるにつれ、楽しいことも少なくなっていった。
徐々にアクセスが減り、ついにはアカウントを休止することにした。
◇◇◇
最近はココにいることが楽しい。たぶんハマッている。
「スキの使い方」や「ないものねだり」とか欲を言えばきりがないけれど。
単純に「すごく良いな」って思った記事をお気に入りのマガジンにしか収集できないことにフラストレーションを感じていた。
だから、二次的にその記事やクリエーターを紹介してポストすると言う方法も覚えた。
でもよく考えたら、ツイッター使えば楽々とシェアできることを思い出した。訳あって使っていなかったアカウントをココ専用に仕立て直してやってみた。
上手くいく予感がした。もちろんコメントもつけられるし、RTのみのリアクションも可能だから。
実に爽快だった。
「なんだこんな方法があったんだ」
もちろん知っているnoterたちもたくさん居た。
皆さん既に気がついていたんだってことも知った。
あっちとこっちの横断的なコミュニケーションも取れるようになった。
それもそのはず、ちゃんと運営さんのノウハウにも他のSNSと連携しましたか?っていう指南もあったんですよね。それをきちんと理解していなかった。早合点に「もっと読まれるための方法」だとか「フォロワーの増やしの方法」なんだと思い込んでいた。
もし、そんな早合点をしている人がいたら違いますよって
言っておこうって思った。
複数のSNSを使ったら、楽しさが掛け算になるってこと。
「1+1」じゃなくて「2x2」とか「2x4」になるんです。
結局使い方なんだと思った。
SNSってプラットフォームなんだから、その仕組みの基盤よね。
人によって関わり方や使い方は千差万別で自由自在なんだってこと。
どんな風に使っても良いし、もちろん使わなくてもいい。
組み合わせや可能性は無限にあるかもしれないんだということ。
でも同時に想像力もいるんだということも。
どんな風に使い尽くすのかって、その人のセンスや志向にもよるわけだね。
ツイッターがつまらなくなったのも、こんな想像力の欠如だし、違う楽しさを見つけるのも、この想像力だってことを改めて感じたって訳。
だからこんな使い方もあるっていうひとつの可能性をつらつらと。
おせっかいガエルだからね・・・失礼w
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