全小中学校に…

twitterのトレンドに、全小中学校の児童生徒全員にパソコンかタブレットかを配布する、とかという話が入っていた。

見ていると、反対意見がほとんど。
「それより先にすることがあるんじゃないか、
冷房つけるとか
トイレを綺麗にするとか」

まあ、それは一理ある。

視力が悪くなるとかどうとかは…あんまし関係ないだろう…
家で、スマホとかゲームとかしてたら一緒だ

先生の負担が増える、これ以上増えたらどうなる

うん、これは思う。

でも…
プログラミング、とやらが必修になるんだよね?
あれ、パソコンでするんじゃないん?

パソコンのどの程度のことを教えるか、にもよるんだけども
学校の先生って、パソコンが全く使えない、触ったこともない、なんてことはないでしょ?生徒の成績管理とか、テスト作ったりとか、パソコンでするんじゃないの?

パソコンとかタブレットとかって、スマホもそうだけども、初心者のうちは誰に教わるでもなく、触ってくうちに覚えていくことも多いし、
小中学校のうちは、専門的な知識を身に付ける目的じゃなければ、子供たちに勝手に触らせておけばいいんじゃないかな。
それよりも、ネット犯罪などの危険性をしっかり教えるいい機会だと思う。

Eテレの小学生向けの授業連動番組見てると、結構タブレットとかパソコンとか使ってる。
現場の小学校でももっと使えればいいと思う。

1人1台、必要なのかどうか、という問題もあるけれど
出来れば、「自分の端末」欲しいよね。
ただ、それを無償で(税金で)配布、となるとどうかだけども。

その点、特別支援学校では
タブレット等の普及は進んでいるのかもしれない。
子供たちが通う支援学校では
我が家の子供たちが小・中学部の頃は、iPadが教室を巡回してた。
療育部門言語指導では、iPadが常時使われていた。
今は、小中学部でも、クラスに1台くらいiPadが置かれているようだ。
高等部では、数年前から「就学奨励費」にIT機器の項目ができ、「学校で使用する、学校でまとめて購入する」IT機器に補助が出るようになった。

型落ちの容量の少ないiPadだけども、本体と周辺機器、ケースなど、生徒の実態に応じて必要と思われるものを補助金の範囲内で購入してもらっている。
個人購入なので、卒業の時に持ち帰る。

発達障害、学習障害、その他障害のある人にとって、パソコンタブレットなどIT機器は必要なものになってきている。
我が家の場合、長女はipadは単なる遊び道具と化しているが
次女は、備忘録代わりにカメラを使ったり、算数の計算がわからないときに電卓アプリを出してきたㇼ…(笑)
計算を電卓でするのはどうか、という考えもあるけれども、むしろ、「わからない、できない」時に、自分で考えて電卓を出してきて、それを使って答を出せる、というのは、知的障害のある次女にとっては、重要なスキルだと思う。便利なものがあるのだから、自分の不得意な部分については、それを積極的に使えるといい。今はまだ難しいようだけども、検索機能なども使いこなせるようになってほしいものだ。

私たちの世代は、まだスマホがなかった時代だから、まさしく、ワープロやパソコンを使ってきた世代。
私たちより上の世代は、パソコンを使えない人も多い世代。
そして今の若い世代はスマホ世代。就職してもパソコンを使えない人がいるらしい。

学生の頃はスマホで事足りるかもしれないが、社会に出るとやはりパソコンも必要だろう。子供のうちから、危険な部分も含めて、しっかり学ぶのは大事だと思う。

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