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朝井リョウのエッセイに出会ってしまった

タイトルだけで「ほう、たどり着いたか、朝井リョウのエッセイに……ようこそ……」と思う方も多いかもしれません。

私の中で朝井リョウさんとは

  • ハロプログループJuice=Juiceの主演ドラマ「武道館」の作者(既読)

  • DJ松永さんと仲良し

  • いっぱい有名な作品を書いているすごい作家さん

というイメージ。エッセイを書かれていることも知らず、有名作家のひとりといった印象でした。
そんな中、読書好きの知人に

朝井リョウのエッセイを読むべし。絶対に笑える。小説が肌に合わない人でも絶対に面白いと思える。

という、激高ハードルワードを羅列しながらおすすめされました。
「いやいや、絶対に笑えると紹介されたら笑えるものも笑えませんがな……」などと思いつつ、そこまで言うなら……と読んでみました。エッセイ大好きなので。

↑うっかり2作目から読んでしまった

ところで私は、これまで活字を読んでお腹を抱えて笑ったことがありません。
面白いな~と思うものの、お腹を抱えて笑うことなんてそうそうないですよね。小説に限らず、テレビのバラエティ番組でもyoutubeでもなんでも。感動して泣くこともあまりないです。でも楽しい、面白い、続きが気になる!とは思って楽しんでいますよ。それに、「ハハッ」と軽く笑うくらいは良くあります。
なので、朝井リョウさんのエッセイも、きっと「面白いけどお腹を抱えて笑うなんてムリムリ」と読んだんですが。

結果、笑いすぎて辛くて何度も本を閉じました。読み続けたら腹筋がけいれんしてしまうという恐怖を生まれて初めて味わうことに。
抱腹絶倒という四字熟語が頭を駆け巡ります。これが、抱腹絶倒……。

肌に合う・合わないはあると思いますが、20代男性(「風と共にゆとりぬ」執筆時の朝井リョウさんの年齢)のしょうもなくも愛おしい、読み終えた後にこれといった何かが残らない、そんな気楽に読めるエッセイであることは間違いないので、気分が落ち込んでいる人も落ち込んでない人も楽しめると思います。

朝井リョウさんのエッセイは「ゆとり3部作」と言われていて、ゆとりシリーズはあと2作出版されているようです。

(「学生時代にやらなくてもいい20のこと」を改題したものが「時をかけるゆとり」です)

早くこの2作も読みたいけど、読んだら終わってしまう……読むのがもったいない……との思いで、1作読んだだけでnoteを書いてしまいました。
秋の夜長、よかったらぜひ。

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