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【C-047】キャラクター展開時の追いかけるべき指標

 お問い合わせで多いのが、キャラクターを使った場合の効果測定です。もちろん、予算をかけて実施するので当然のことですが、キャラクターを使うことは「アナログ」な施策です。‘継続は力なり’、‘試行錯誤’といった部分も必要で、運用する中で得られる情報から次のアイデアを出す、ということが多いです。したがって、あまりガチガチに結果を求めるとすぐに行き詰まります。

そうは言っても企業が自社のキャラクターを活用する際に追いかけるべき指標はあります。企業の目的や戦略に応じて異なると思いますが、一般的な指標をいくつか挙げますので、検討中の方は参考にしてみてください。

追いかけるべき指標例

1.ブランド認知度/ブランドイメージ

キャラクターの認知度やブランド(商品やサービス)との関連性を測定することで、キャラクターがどれだけ効果的にブランドの認知度を高めているかを評価できます。またキャラクターが与えるブランドのイメージや印象を定量的・定性的に評価することも重要です。定期的なWEBでのアンケート調査や、予算をかけることが出来るのであれば、一定期間ごとに調査会社にキャラクターの認知度調査を依頼することも有効かと思います。

2.エンゲージメント/ソーシャルメディアの影響

ソーシャルメディアでの「いいね」やシェア、コメントなどのエンゲージメントを分析し、キャラクターがどれだけファンや顧客とのつながりを作っているかを測定するものです。キャラクターを用いた企業アカウントを始めた場合は、フォロワーの増加数をそのまま指標としても良いかと思います。また、キャラクターがソーシャルメディアでどれだけ話題になっているか、またその影響力や拡散度を分析できれば、その後の展開方法を考えるのに有益です。

3.ROI(Return On Investment/投資対効果)

キャラクターを使用したマーケティング活動のコストと収益を比較し、投資対効果を評価します。立ち上げ当初はもちろんすぐに収益に結びつかないので、少し時間が経ってからの検証事項になります。SNS経由で通販サイトにで購入した、といった情報が確認出来ると実績としてわかりやすいと思います。

4.ロイヤリティの向上

キャラクターを通じて顧客のロイヤリティが向上しているかどうかを調査します。(どれだけ好きになってもらったか=ファンになったか)例えば、キャラクターを使ったキャンペーンへの応募数やキャラクターをつけた商品の購入率やリピート購入率などを分析出来ると分かりやすいと思います。

上記のような指標を適切に分析・評価することで、企業は自社のキャラクター活用の効果を把握し、必要な戦略の調整や改善を行うことができます。
自社でキャラクター活用をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

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