今年はこれまでの投資人生の集大成の1年に。

新年あけましておめでとうございます。

2024年相場も2日が経ち、ひとまずは新NISAの旺盛な買い需要によって高配当銘柄を中心に元気よく上げてくれました。辰年は昇竜といって過去のデータでも株式市場も好調なことが多いといわれています。

今年の目標は「これまでの投資人生の集大成の1年にする」です。
過去最高益はもちろん、くだらない取引を極限まで減らして、すべてのポジションを信念を持ったものにすることで一つ一つの取引の勝率にもこだわっていくつもりです。
そのためには日々の開示資料の読み込みや、オプションや先物市場から読む需給なども欠かさずチェックします。マクロ経済を注視し、そのうえで個別株のファンダメンタルズを分析して資金の集まる銘柄を探して投資していきます。
片山晃さんが「ファンダメンタルズの時代の終焉」と言われたのが話題となっていますが、自分はそうは思いません。もちろん、過去のようにただ単に株探や四季報で業績が毎年伸びている企業に投資するだけで勝てる時代は終わったと思います。これからのファンダメンタルズ分析は世界全体の流れを察知して、それに沿ったテーマを見つけていかなければいけません。もっと言うと、すでに株探に出てきている業績予想などはすでに株価に織り込まれていますので、まだ業績に反映されていないアルファを見つける必要があります。そういう意味では、V字回復投資法などはよく機能する相場になると考えています。

さて、前置きが長くなりましたが、年末に引き続き1月は日経34000円を目指す展開と考えてポジションを組んでいます。日本株にとって唯一の足かせであった為替が、米景気の好調によって円安に振れたことで、ますます34000円が現実味を帯びてきていると考えています。
為替が円安に振れたため、ヘッジの意味で持っていた内需株を少し減らし、半導体株を買い増ししました。
(SBIアプリがメンテナンスのためポートフォリオのスクショが載せれず(´;ω;`))
日経平均の大まかな見通しとしては、34000円を付けた後は一度調整し32000ないしは31000円ぐらいまで下がる予想です。
日経のEPSの予想成長率が前年比+11%程度であることを考えると、年後半に36000円をつけますが、バブル最高値を更新するのは来年になるのではないかと思っています。

個別テーマとして、半導体は引き続き今年の主役になると思っていますので、特に注力して勉強していきます。去年は前工程の製造装置銘柄が買われたので、今年は後工程銘柄や半導体材料銘柄が上げると読んでいます。
例を挙げるとレゾナックHD、信越化学などに注目しています。また、生成AI関連としてアドバンテストやTOWAも引き続き強いと思います。

また、エネルギー政策もここ数年で大きく注目されるようになりました。東日本大震災の原発事故から10年が経過し、世界全体で脱炭素や再生エネルギーの流れが加速することから、日本でも再び原子力発電を稼働する流れが出てきています。また次なる再生エネルギーとして風力も注力されています。エネルギー政策は政治と密接に関連しますから、今年は米大統領選をはじめ各国の首脳を決める選挙が目白押しで、エネルギー関連株はかなり荒れることでしょう。

以上、ここまでだけでもいろんな銘柄が関連株として浮上してきます。
この中から最も投資家の資金が集まる銘柄を探し出さなければいけませんから、相当な深堀が必要です。しかし、だからこそ個別株投資は面白いですし、自分がこれだと思った投資でしっかりと結果が出た時の快感はこれに勝るものはありません。
今年の大納会を終えた後、今日の記事に恥じない一年を過ごせたと思えるように、一日一日を大切に過ごそうと思います。

長くなりましたので今日はここまでにします。読んでいただきありがとうございました!





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