日経調整としたらどこまで?
こんにちは。
明日からまた相場が始まりますね。日経平均は先週40000円を付けた後に金曜日のメジャーSQを境に調整局面入りを迎えた雰囲気があります。
ここまでほぼ一直線に上昇してきましたので、多少の調整があるのは当然ですし、ドル円が円高に振れていることからも、しばらくはもみ合いからやや弱めの局面となりそうです。
では日経平均がここから調整するとして、下値めどとしてはどれくらいになるのかを考えてみたいと思います。
ここで考えるのが、以前にもお話した株価=EPS×PERの式です。
3月8日時点での日経平均のEPSは2354円,PERは16.86倍です。
初心者の方はこの2つを掛け算すると今の日経平均株価になりますのでやってみてください。
これまで日経平均株価のPERはおおむね14-16倍でしたので、現在のPERは過去と比較すると高水準にあります。
特にPER16という水準はかなり意識されていましたから、ここを明確に超えた今、次はPER16倍がサポートに転換するかが注目されます。
となると、現在のEPS2354円×PER16倍=37664円 が一旦の下値目途になるかと思います。EPSは毎日変化しますので、あくまで目安ですが,37660-38000円ぐらいで一回押し目買いを入れても良いかもしれません。
ちなみに、仮にPER14倍まで調整したとすると32956円です。いやいや、やはり日経40000円時代ですから、調整と言えど単純に値幅でいうと1000円、2000円はざらな世界線ですね。
ですが、こういったことを頭に入れておくと、今のような調整局面でも過度に悲観に傾かずに、冷静に下値目途を予測して対処できそうです。
もちろん、押し目だと思って買っても反発しなければ必ず損切りすることもセットで大切ですので気を付けましょう。
今日は以上になります。
明日からの相場も頑張りましょう!
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