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‘’たのしい“の体現クリエイター☆『大手通信会社の開発ディレクター』【社員インタビューVol.6】

こんにちは。エージェントチームの佐藤です。

「カドベヤメンバーが普段どのような仕事をしているか知りたい」という声にお応えする社員インタビューの第5弾。今回は、2022年にカドベヤに出戻り(!)で入社した飯野さんにインタビューしました!

飯野さんは、多彩なキャリアからの豊富な引き出しと、仲間からも「シンシン」と呼ばれる愛くるしいキャラクターを武器に、大手通信会社案件でも大車輪の活躍をしています。

その生き方・コミュニケーションから、まさにカドベヤビジョンの”たのしくたのしくたのしい”を体現する飯野さんに、開発ディレクターの魅力・おしごとについて伺いました!

飯野晋治 :千葉県出身。10代の頃、オンラインゲームで自分に”回復”をしてくれた仲間への御礼をタイピングしたいと思ったのが、PCにのめりこんでいくきっかけに。デザイナー・エンジニア・ディレクター・マーケ経験等を経て、現在はカドベヤの大手通信会社案件で、開発ディレクションを行っている。キレキレの仕事ぶりと気さくなキャラクターで、皆が一目置くカドベヤのマスコット的ディレクター。


現在の携帯キャリアの開発Dirのおしごと

ーー また飯野さんに話を聞ける日がくるとは…本当にうれしいです!まず現在担当中の大手通信会社案件について伺わせてください!

かえちゃん、ありがと~。僕もうれしいです(笑)
昨年2回目のカドベヤ入社をして(笑)、すぐに大手通信会社案件にジョインしました。 いまは開発ディレクターとして、携帯キャリア関連のパーソナライズやコンテンツ出し分け等の 1to1コミュニケーション施策に携わってます。

直近の業務は、UX改善サービスを導入して、アプリのMAUを上げるための開発ディレクションですね。 施策を実行するにあたり、仕組みやフロー、導入するサービスを調べつくして、ユーザー状態管理やデータ活用提案をしてます。先日サービス導入も完了してようやくリリースにこぎつけました! 結果も、すでに100万超のMAUアップにつながっていて、成果も出はじめてます。 大変だったぁ~。

ーー 飯野さんが言うと簡単そうに聞こえちゃいますが…(笑) どんなところが大変でしたか?

10万超のユーザー規模なので、影響力の大きさ、責任の大きさはいつも感じながらやっています。 特にプロモーション施策は、リリース日は決まっているものの、ギリギリまで要件調整をすることも多いので、前がかりに取り組んでいかないと、どんどん厳しい状況になりますしね。

ただ、現在のチームはサポートし合って進めてるし、手を上げればどんどん裁量も持たせてくれます。 あと、メンバー同士”あだ名”で呼び合ったり、コミュニケーションも良好で心理的安全性も保たれてますよ。自分の力を試したり、伸ばしていく点ではホントいい環境だと思います。
あとは、僕自身、これまで経験してきたビジネス側・開発側両方の経験値を総動員してディレクションすることで結果が出せているので、大きな手ごたえを感じてます!

10代:地元スーパーからWebの世界へ

ーー 幅広い職種・業種を経験されてきたと思いますが 、あらためて経歴を聞かせてください。

たしかに…たぶん1回のインタビューじゃ終わらないですね。

まず、10代の頃の夢の話からですが…(笑)、 そもそも「自分のデスクにPCとモニターが置いてある仕事」がしたかったんです。 当時から、オンラインゲームとか、音楽とか動画を楽しんでましたし、漠然とPCを使った仕事につきたいと思ってました。で、スーパーでアルバイトしている時に、雑誌のデジハリ広告を見て「デザイナーかっけー!モテそう!」と(笑)。 それで、SEの兄のススメもあり専門学校でWebデザインを学ぶことに決めました。

学校を卒業してからは、まずフリーランスとしてデザインとコーディングのお仕事をしてました。 当時5案件くらいやって、自分の思うデザインと、クライアント要望が合わないことがあって、 ふと「デザイナー向いてないなぁ」と思って、そこですぐやめちゃいました(苦笑) 最初の小さい挫折で、すぐにあきらめちゃったんですよね。 当時は、コード書いている方がパズル組んでるみたいで楽しかったですし。

20代前半:”考える”エンジニア⇒”気持ちがわかる”ディレクターへ

ーー コーディングのどんなところが自分に合ってると思いましたか?

頭の中で、データ処理の流れや設計を考えながら、どう構築していくかを考えるのが楽しかったです。 次に就職した動画配信サービスを展開する企業では、PHPを使ったフロント実装業務を担当し、 検索エンジンの結果を表示する画面を作っていたので、単にコーディングといっても、 見た目だけでなく”開発要素”も入っている実装だったんです。 なので、最初は慣れなかったですけど、ひたすら考えてやってましたね。

ーー はじめての職場でその実装は大変ですね…。

いまでも尊敬している当時の先輩がいるんですが、 「考える力があった方がいいよ」と常に言われてました。 その方なら1~2分でできるようなことも、ヒントらしいヒントも言われず、 僕は1時間くらい考えてようやく正解を出すみたいな感じで。 必死で”検索の仕方”も覚えました。

でも、2年目以降は応用できるようになって、業務改善ツールなんかも独自で開発して、 それが評価されて、当時隆盛だった動画配信サービスのディレクターに抜擢されました。

ーー なるほど。そのままエンジニアというキャリアではなかったんですね?

ですね。当時から、開発者の気持ちがわかるディレクターの立ち位置ってすごい必要だと思っていて、 個人的にも、エンジニアとはまた違う「頼られる仕事がしたい」という気持ちがあったんです。 で、ちょうど、チャンスをいただけたので、そこからディレクターになりました。

ーー カドベヤ長津さんは、飯野さんは「とにかくフットワーク良くいろんな現場に足を運ぶ」 と言ってましたが、コミュニケーションで気を付けてることはあるんですか?

相手に安心・信頼してもらうことですかね。 ディレクションをする際、メール1本で伝えられることもありますが、相手の所に行って直接話すのって、 伝わる内容も0/100くらい違いますし、その中でお互いの意図や気持ちがちゃんと伝わりますからね。 そうすると、相手とのコミュニケーションも全然変わってきますよ。

20代後半:”たのしくたのしくたのしい”で原点に

ーー その後は経営に近いマネジメント仕事やSEOのご経験も積んで、 いよいよ2017年にカドベヤ入社ですね。カドベヤの最初の印象はどうでしたか?

個人的に、会社を転々としてきてしまった自覚があったのですが、カドベヤはそんな経歴を軽蔑せずに、親身になって受け入れてくれたんですよね。 むしろ面白がってくれて(笑)。 あとは、ビジョンの”たのしくたのしくたのしい会社”。 疲れていた頃だったので「自分もたのしんでいいんだ!」って素直に思えました(笑)

ーー 最初に担当したのは、大手EC事業会社さんの案件で、 その後はクリエイティブ部の受託案件を担当してましたよね?

はい。EC事業会社案件では、ショップの商品画像の自動計測、ログインシステム開発に携わってました。 大企業だったので、ドキュメント作成だったり、体系的なディレクションを経験できました。 受託案件では、メーカーのブランディングや、保険会社のライフプランシュミレーター開発など、いろいろやりましたね…。

それこそSEOも「カドベヤの武器にしよう!」と、社内メンバーで一緒にワイワイ学んだり、 個人的にブログを運営して試しながら、業務に反映させたりしてました。 なので、社内では結構自由にさせてもらえたので、ホントのびのびやってましたね。

ーー 長津さんは「仕事の報告とかテンポがちょうどいいから安心して任せられた」って言ってましたよ。

性格的にすぐに終わらせたいタイプなんですよ(笑) 残タスクとか嫌だし、承認も早く取りたいし。 例えば、クライアントの課題がわかった日の帰り道とかに 「自分の意見として、こういう理由で、こういう施策がいいのでは?」というところまで考えておいて、 翌日にはリストアップして、見える状態にしてました。 で、5~7割で相手に確認しながら、ブラッシュアップして固めていく感じですね。 早めにクライアントやベンダーにボールを渡してあげられれば、その分、相手も考えられる時間が増えますしね。

30代:経験をつなげて事業推進

ーー その後、カドベヤから巣立つのですが(笑)、次の転職先では何をされてましたか?

事業推進をして、自分で数字を追っていくことに挑戦したかったんで、事業会社に入社して医療サービスのグロースに携わりました。 当時印象的だったのが、入社後すぐに事業計画のロードマップを作ったときに、 自分が提出したCVの設定数値が、マーケターの感覚値と「一緒」だと言われて、 実際の施策後も、その数値とピタリと当たったことがありました。それって、カドベヤでSEOを意識してやってきた経験がドンピシャにハマったなぁ、と。

また、コンテンツマーケにも携わらせてもらい、4か月で100記事達成させて問合わせ増につなげたりと、 マーケティング領域の知見がすごく深まりました。

ーー それまで積み上げてきたご自身のキャリアやスキルが、しっかりと活かせたんですね。

引き出しがまた増えました。 ただ、その勢いで、スカウトしてもらったHR系の大手事業会社に転職したのですが、 そこで積み上げてきた自信が一気に崩れちゃうんですけどね(苦笑)。 大企業では当然だと思いますが、その会社もかなり細分化された体制で、 なかなか裁量を持たせてもらえず、自分の知見もチームやPJに還元できなくなってしまって。 会社にもなかなか溶け込めないという期間が続き、少しずつリズムがおかしくなってしまいました。 ホント人生で一番悩んだ時期でした…。

結局そのまま退職してしまうのですが、そんな時、たまたまカドベヤ長津さんとLINEする機会があって、 「実は今ニートなんです」と送ったら、即電があり「馬っ鹿やろうw!なんですぐ言わないんだ!」と。 その電話にすごく救われました(笑)。 その後、家族の後押しもあり、とんとん拍子で2回目のカドベヤ入社となりました。

ーー 私も、飯野さんが戻るとなったときは嬉しかったです!

ありがとう。もともとカドベヤが嫌で退職したわけではなかったので、 また「あの職場に戻れる」となったときは、ホッとした、というか、精神的にすごく楽になりました。


新しいものを取り入れながら”たのしい”を追求

インタビュー風景

ーー あらためて、パワーアップしてカドベヤに戻った飯野さんですが、 今後カドベヤで何をしていきたいですか?

カドベヤはモダンなものを取り入れながら、”たのしいこと”に注力していく会社だと思います。 なので、いろんな仕事がカドベヤに集まるようにして、たのしく仕事がしたいです。 個人的には、chat-gptのこともあって、プロンプトエンジニアに興味があるので、 そういう領域にも挑戦してみたいですね。

あとは、ここ数年、ライフイベントだったりキャリアだったり、いろいろな転機を経験して、 価値観もだいぶ変わってきたと思ってます。 なので、好きな人同士を繋げて、身近な人を幸せにしてきたいと思いますね。ホントに。

ーー シンプルですが、素敵なことですね…。今日はありがとうございました!

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