見出し画像

もう後戻りできない。edge!!が私にもたらしたもの。

人生初のグループ展「edge!!」が終了して、1週間が経った。
前日の設営も入れると6日間。かけがえのない体験をした。
あまりに強烈であまりに尊すぎる体験だったので、言葉にするのも勿体ぶっていたが、これは私の大きな転換期になると思うので、書き記しておく。

会期中、たくさんの友人や知り合いが見に来てくれた。
絵にはどうしたってありのままの自分が出てしまうから、絵を人に見せるということは、言ってみれば裸を見せているのと同じ。勇気が要るっちゃー要ることなんだけど、それより来てくれた人に何かしらの気づきや変革を起こせる場になると確信していたので、声かけすることに抵抗はなかった。

個別にお誘いしていた人はもちろん、今回すごく嬉しかったのが、久しぶりの人や思いもかけない人が見に来てくれたこと。
10年ぶりに逢った人、私のことを気にかけ見届けに来てくれた人。自身に辛いことがあり思い切って来てくれた人。

「ここにいるよ」「だから逢いに来て」と言ったら、逢いに来てくれる人がいるって、なんて幸せなことだろう。
受け取りベタなところのある私だけれど「ああ愛されているな」って素直に思った。


ここに載せられていない人も含め、20名を越える友人が来てくれた。ありがとう!!!


そして何より驚いたのが、来てくれた人たちの受け取り力の高さ。

中には久しぶりに逢ったり、今の私の置かれている状況を知らない人もたくさんいたけど、絵を通し、時には涙し時には言葉を失いながら、私のこの数年の葛藤や絶望と希望をいったりきたりしながら固めてきた覚悟を、共有してくれた。

正直絵とは、こんなにも雄弁に語るものなのかとびっくりした。
私はこれまで言葉を武器に生きてきたので、言葉で伝えることは得意だけれど、なんなら絵の方がよっぽど純度高く相手に届けることが出来る
目から鱗が100枚落ちるくらいの衝撃があった。

私の絵だけじゃない。なんてったって会場には、スペースいっぱいにエネルギー溢れる23人の仲間たちの展示がある。
「どの作品からもエネルギーが溢れていて、それが混ざり合い聖地のようだった」「あなたはどう生きるのか?と問いかけられているようだった」「心地良くて3時間もいた」「エネルギーじゃばじゃば浴びたので、帰り道眠くて仕方がなかった」来てくれた人が口々に伝えてくれたのも、絵の威力を改めて思い知った。

そうして6日間過ごしたら

私にあり得ないパラダイムシフトが起きた。



これまでに何度も書いているけれど、絵に興味なんて全然なかったし、むしろ絵は苦手でコンプレックスだった。アート合宿を経ても、絵はあくまで私にとって「非日常」で、遠いものだった。

なのになのに!口にするのも恐ろしいんだけど!

いま、絵を描く人になりたいと思ってしまっている。



はわわわわわーーーー
自分でも全く予測していなかったところに着地して戸惑いしかない。笑


私はこの展示で、強烈に想い出したことがある。
私は、私と言う人間は、「生きざまで人に気付きを手渡したい人」なんだってこと。ずっとそう自覚していたのに、この数年間見失ってた。

今回展示で期せずしてここが叶えられてしまい、呼び覚まされた感情に心が震えた。
そうだ!私がやりたかったことはこれだった!と、魂が叫んだ。
気付いてしまった以上はもう、無視できないよね。

edge!!出展者のひとりのアビーちゃんが、edge!!をして「もう後戻りできない」と言ったけど、まさにそんな感じ。
どうなるかなんて先のことは1ミリも分からないけど、気付かなかった頃にはもう戻れない。

愛するedge!!の仲間たち

「破壊と再生」


どうも私の人生は、これがテーマらしい。
これまでも大きな変革やステージシフトの前には、このプロセスがあった。
自分でも「何度繰り返せば気が済むのかな」とか「修行が過ぎる」とか思うけど(苦笑)これが私の生きる道。

しなくて済むならしない方が良い経験を、今年はたくさん積まされているけれど、きっとこうでしか辿り着けなかったのだろう。
私の次元をひとつあげるのは、これくらい強烈なインパクトが必要だったのかもしれない。

そんな風に思えてしまうぐらいに、パズルのピースがハマった感がある。
まぁこの絵のタイトルも「Reborn」だしなw


アート合宿中から、主催者のひとりのまりこ殿に「美佳さんはアーティストだよ」って言われる度に、否定してた。私がアーティストだなんて烏滸がましいと。でももうそれもサレンダーする。
別に画家に転身するとか、そんなつもりはないが

自分の人生を生きる。

その一点においては、確かに私は表現者で、アーティストと言えると思うから。

「What's your edge?あなたにとっての人生の先端を生きるとは?」


会場ではそんな質問をして、一人ひとりにメッセージを貼ってもらっていた。


私がグループ展前に出した答えは、「自分への信頼ひとつ抱えて、まだ見ぬ未来へ飛び込む!こと」。

ははっ。まるで今を予言していたかのようでウケる。
展示は終わっても、これからもegdeを体現し続けます。自分のこれからに期待。



▼来場者のまゆポンが書いてくれた感想

▼そもそもアート合宿とは?次回の開催案内も


こんなにも人の素晴らしさと美しさを信じ、体現する人を私は他に知らない。主催者の峻ちゃんとゆっこちゃん。
いま転機にいる人、自分ひとりでは解決出来ないモヤモヤを抱えている人は、予定をこじ開けてでもアート合宿に参加することを薦めます。


▼私の「アート合宿」「edge!!」関連記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?