2020年2月21日(金)

三連休の気分を前借りしていた。本当は日曜日は労働だから、三連休ではなかった。キャリアについての面談をした。倦怠感、という言葉と、底、という言葉を主に使っていた。【タンナー兄弟姉妹】が面白すぎる。長々と話していくうちに突如訪れる転換や憤怒の唐突さ。いかに働きたくないか、ということをあそこまで滔々と語っている小説が二十世紀の初頭にあるとは。あそこまで、と書くことによって、正確に言えば自然と書かれたことによって、これを書いている日と書かれているこの日に横たわる距離の存在が、思われる。

#日記  #エッセイ #コラム #小説 #創作

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