2020年2月17日(月)

路線バス、白バイ、白バイ、路線バスの順番で丁字路を曲がっていった。遅れていた中央線で、定めたというよりは自然と定まった立ち位置からは首をやや不自然な角度にすれば路線図を見上げることができた、いつの間にか高輪ゲートウェイが追加されていた、こうして改めて文字にして路線図に埋め込まれたものを見ると、やはり違和感が拭えなくある。名前が長すぎて隣の品川はおろかさらにその隣の大崎にまでその文字を渡らせていた。高輪ゲートウェイという名称それ自体やそこに至った経緯に対して、普段この手のできごとに関心を薄くしている私にしては珍しく奇妙なまでに憤慨しているのだけれども、その心持ちの出どころはまるでわからない。明日の昼礼の司会の小話の原稿を考える。あまり真剣にやりたくないのでこの手の慣習をやや小馬鹿にするような内容を考える、という手続きをこれまでは踏んできたが、それに対して頭を多少なりとも捻る時間すらもったいないと思うようになっていて、とても真っ当な原稿に仕上がった。何も思いつかなかったのではないか、という誹りは甘んじて受け入れる。因みに内容はJRによる新宿駅での新改札機の実証実験の紹介で、それは高輪駅でも導入されるようだった。

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