【帰る旅TALKLIVE】クルミドコーヒー店主 影山知明氏×雪国観光圏 井口智裕氏「行く旅」から「帰る旅」へこれからの旅のあり方

語り手は、東京・国分寺エリアからカフェ、シェアハウス、出版社を立ち上げ、有機的な地域の中のつながりと文化を生み出すクルミドコーヒー・胡桃堂喫茶店店主の影山知明さん。
そして、新潟県の温泉宿4代目経営者でありながら、地域経営・観光地域づくりを行い、「帰る旅」プロジェクトを立ち上げた共同代表の井口智裕。
ふたりが夜の喫茶で、これからの旅のあり方を語ります。

2023年9月20日収録 @胡桃堂喫茶店(国分寺駅)

【登壇者プロフィール】
●影山知明氏(かげやま・ともあき)
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主
1973年東京都・西国分寺生まれ。
大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルの創業に参画。
その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。
2008年、生家を建て替え、多世代型シェアハウス『マージュ西国分寺』を開設。
1階には、こどもたちのためのカフェ『クルミドコーヒー』を開業。
2017年には、2店舗目となる『胡桃堂喫茶店』をオープンさせた。
店を拠点として、まちの仲間と共に、クルミド出版、胡桃堂書店、クルミド大学、地域通貨ぶんじ、ぶんじ寮等を事業化。
著書に『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)。

●井口智裕(いぐち・ともひろ)
株式会社いせん代表取締役/一般社団法人 雪国観光圏 代表理事/帰る旅研究会共同代表
1973年新潟県南魚沼郡湯沢町生まれ。
Eastern Washington University経営学部マーケティング科卒業。
卒業後、温泉旅館の4代目として家業を継ぐ。
2005年に社長に就任。「湯沢ビューホテルいせん」を「越後湯澤HATAGO井仙」として大幅リニューアル。
2008年には新潟・群馬・長野県7市町村で構成する「雪国観光圏」をプランナーとして立ち上げ、
その後15年間にわたり地元の事業者と共に地域独自の暮らしや文化を観光資源に変える取り組みを実践。
2019年、南魚沼市の老舗旅館の経営を引き続き、雪国を感じる「古民家ホテル ryugon」として再生。
地域での体験を軸とした新しい旅館づくりを進める。
2022年「帰る旅」プロジェクトをじゃらんリサーチセンターと立ち上げ、帰る旅研究会共同代表に。
2023年には来訪者に宿の仕事を体験してもらうことで、地域により関わってもらう「さかとケ」という取組を開始。
旅館経営者と地域づくり法人の代表という二つの視点から、持続可能な新たな旅行の形を模索している。
著書に『ユキマロゲ経営理論(2013年、柏艪舎)』。
TV番組「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)など出演。


主催:一般社団法人 雪国観光圏、帰る旅研究会
企画協力:じゃらんリサーチセンター(株式会社リクルート)


●「帰る旅」とは?
・何度も、ある地域へ、ある場所へ通う旅・帰る旅、いらっしゃいませではなく、おかえり・ただいまで始まる旅。
・旅先の人たちと一方通行の関係性ではなく、相思相愛の関係性を築くことで「帰る場所」ができ「帰る旅」となる。
・そのための場と関係性をつくる実験的なプロジェクトを、一般社団法人雪国観光圏がじゃらんリサーチセンター(株式会社リクルート)が協働で取り組んでいます。

※帰る旅公式サイト https://jrc.jalan.net/kaerutabi/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?