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#5 はじめてのはり(鍼)


倒れた日から4日目。

スクールカウンセラーの先生が勧めてくださった「鍼」とやらに、人生で初めて行きました。

注射がこの世で嫌いなものランキング上位5位に入っているわたしです。
はたして身体に鍼など打てるのでしょうか…

どきどきどきどき…動悸が止まりません。


行くだけでもなかなかに大変な場所にあって、電車とバスを乗り継いで1時間。

やっとたどり着いた鍼屋さん
(鍼屋さんってなんだ?笑)
は、とてもこじんまりしてやさしい雰囲気でした。




事前にスクールカウンセラーの先生から事情をお話ししてくださっていたようで、


「大変でしたね〜。
身体が完全に寝ちゃってるよ〜。
こんな身体で、よくここまで頑張ったねぇ…」

と、優しく身体をさすってくれました。



人生初の鍼は、なんとか終えました!
怖かったけど!笑
最初チクっとするけれど、打たれている間は不思議と感覚がないものなんだなぁ…。
それに、先生はすぐわたしが緊張していることに気づいて、お灸や手揉みに変えてくださって…ありがたかったです。

倒れたからこそ生まれた、新たな出会いでした。
わたし鍼できたんだ〜!☺️


鍼の先生は初めて会った方なのに、不思議と人見知りはあんまり出なくて、ここに至る経緯や気持ちを話しているうちに、ポロッとこぼした言葉がありました。

「先生、わたし、げんきになりますか?」


鍼の先生は笑って、

「なるよ、なるなる!
からだはね、必ず元気になる。
治る力を持ってるんだから!
一緒に身体を起こしていこうね。
だいじょうぶ、あなたの身体反応すごく早いもの!
またすぐおいで!😄」



力強い言葉に、また心が暖かくなりました。


明日は学校に行って、スクールカウンセラーの先生に
「わたし、鍼仲間になります!」って言おう!

そう前向きに思えた木曜の夕方でした。


つづく…

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