見出し画像

外で稼ぐ1000円、家で稼ぐ1000円

先日久しぶり(約2年ぶり!)に、接客のお仕事をしてきました。友達のドレスお披露目会の場です。アパレル代行の仕事をしたぶりの人前での接客。

久しぶりに外で働き、自分の会話で売れていく。ライターの仕事とは違った「仕事したなー!!」感を味わうことができました。

++++
さて、私はWEBライターとして活動しています。ライターを選んだ理由は、在宅で仕事をしたかったため。子供がまだ小さく、子どもの身に何か起きた時に、いつでも体が空くようにしておきたいのです。

子供が生まれるまでは、仕事優先で、深夜までの残業は当たり前、自宅に帰ってまでも仕事をしていました。

管理職を任されるようになってからは、何かあればすぐ駆けつけられるように仕事場へ自転車で通える距離に部屋を借りていたほどです。

サラリーマンだった父の影響もあり、「仕事は体を使ってなんぼ!」の価値観で社会人を過ごしていたんですね。

そいつがどうしたものか。子供が生まれると、一変。子供が全ての中心です。私の中での全ての優先順位が子供になりました。

「子供との時間をより多く共有したい」。そう思い、たどり着いたのがWEBライターだったのです。

私がWEBライターを始めた時は、独学ブロガーから参入する人も多く、ノウハウやコミュニティーなども実践的で良質なものが出回っていました。

技術が上がっていくにつれて上がっていく報酬。「在宅でも接客業時代と同じように稼げるかも」と在宅のありがたみを感じました。

++++
しかし「子供とそして家族との時間を大切にしたい」と始めた在宅での仕事が、いつしか私の殻になり、頑なに在宅にこだわるようになりました。

在宅でもそこそこ稼げるようになってきて、「これで子供たちの傍にいられる」と安堵しつつも、たまに叫びたい衝動に駆られることもしばしば。

その叫びだしたい衝動の根源はなんなのか。

私が求めていた環境は、安定的では無いにしても叶えられたのに、どうして落ち込んでいるのだろう。ずっとそんな気分が晴れませんでした。

「在宅でしか働いてはいけない」「子供と時間を大切にしたい」に紛れてしまい、『私は何が好きだったのか』が見えなくなっていました。

++++
今日、久しぶりに人と直接話して仕事をして、『自分は何が好きだったのか』を少し見つけることができました。

私は人に関わる仕事が好き。直接向き合って人生に関わっていく時間が好き。

在宅で稼ぐ1000円、外に出て稼ぐ1000円。

叫び出したい衝動の根源は、もっと人に触れたい衝動だったのだと思う。

ヒールで刺激された足とケラケラと笑った口。程よい疲労感で心地よく眠りにつくまでもがセットになった気付きの1日でした。




最後まで読んで頂きありがとうございます!