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娘たちに捧げる自叙伝

初めまして。そのだくらげです。

私には秘密のメモがあります。
非常にシンプルでくだらない、私が日常で思っていることや感じたことの忘備録です。誰かに話す程の事ではないけれど、なんとなく忘れてしまいたくなくて、こまめにそっと書き残しているメモ達。

海外生活で感じたことや経験、仕事の事や思い、何かを経験した時に感じたこと、吐き出さないと苦しくなる気持ち、家族の事、自分へのエール。自分の気持ちや思いを整理するために残しているメモが、もう溢れそうなのです。

なのでいっそのこと、未来の娘たちが何かに行き詰まった時に読んで、母がどんな考えを持っていたのかを知って少し元気が出たり、励まされたり、参考になったり、逆に反面教師にして己の道を突き進んだりすることに役に立てば良いと思い、メモの一つ一つを整理して膨らませ、形として残してみることにいたします。

なぜなら、私は自分の考えや気持ちを的確な言葉で相手に伝えることが苦手です。哲学的なことから非常にくだらないことまで、おそらく人一倍色んなことを考えているのに、ここぞという時に瞬時に言葉にできなかったり忘れてしまっていたりで、膨大に膨れ上がった自分の欠片達が消化されずにいつも宙に浮いたままなのです。

なのできっと、成長した娘たちが何かに悩んで行き詰まった時、とっさに自分の引き出しから的確な経験談や考え方を選んで引っ張り出し、アドバイスに変換して伝えることはできないでしょう。上手く伝えられないもどかしさを抱えながら、それでも何か言ってやらねばと、その時咄嗟に考えた薄っぺらいアドバイスしかできないでしょう。その結果、何の解決にもならずに、ただただ見守ることしかできない自分にまたもどかしさを感じるでしょう。

そんな時にこのnoteをそっと見せたり、はたまたこっそり自分で読み返して、その時の娘たちを救ってあげられそうな記事を選んでアドバイスの参考にするのに使ったりしようと思います。

このnoteで主に書いていこうと思っている内容はこちら。

これが本業。カメラと写真に関すること
本格的な知識というより、経験を重ねる中で得たこと、感じたこと、生まれたエピソードなど。楽しそうだなとか、大変そうだな、とか、たまになるほどな!とか思ってもらえるかもしれないことたち。

②海外生活について。
約8年のニュージーランド生活の中で経験し感じた、英語の事、語学全般の事、学生生活の事、働き始めてからのこと。海外に興味を持った時に、こんな世界もあると参考になれば。

③旅行記
行ったことがある国や地域で感じたこと。自分の価値観や考え方が変わった経験など。

④母国日本について。
今となっては海外生活よりも帰国してからの生活の方が長くなったが、一時帰国や完全帰国したばかりの当時に感じた、日本人でありながら外国人のような日本に対する印象や驚いたこと。

⑤育児に関すること。
自分らしく自由に生きてきた私が、母になり、世のお母さんたちと同じように子どもに全てを捧げるようになった中で感じた、世のお母さんたちと同じような感想、出来事、大変なこと、独自の価値観など。あと、生まれてからわかった子どもの先天性食道閉鎖症のこと。

⑥雑記
昔から思っていたこと、最近思うこと、特定のことに関する独自の偏った考えなど。共感できることもあれば、全く共感できないかもしれないことたち。

一見統一性はない目次ですが、これが今の自分を構成しているピースの全てです。このピースがいつか、娘たちのまだ未熟な部分に一度でもぴったりはまってくれたら嬉しいものです。

しょーもないことで悩んだ時、母も同じようにしょーもないことでよく悩む人間だったのだと知って、少しでも元気になれば。そしてどうやってそこから抜け出してきたのかが少しでも参考になれば。

海外に興味を持った時、世界にはどんな景色が広がっていて、母がどんなことを感じていたのか。海外に住むとどんな感じであるのかが参考になれば。

仕事で行き詰まった時、母がどんな思いを持って働いていたのか、つらい時にどんな思考で乗り切ってきたのか、自分が楽しく仕事をする為のヒントになれば。

子を持つようになった時、母もたくさん悩んで苦しくなって、思うようにいかなくて投げ出したくなったこともあったと知って、母も同じ人間なんだと知って少しでも楽に構えられたら。そして、母は子育てが決して上手ではなかったかもしれないけれど、上手ではないなりにいつも正面から向き合っていたと胸を張れることを知ってもらえたら。


そしてこれは娘たちの為だけの作業ではなく、昔から書くことが好きだった気持ちを思い出しながら、頭の中で乱雑に散らかっているエピソードたちを今一度整理して、モヤモヤをクリアにしながら、改めて自分の経験や考え方と向き合う作業でもあります。

ですので仕事の合間の気分転換として、静かにゆっくり時間をかけて、溜まった私のメモたちを消化していきたいと思います。

そして娘たちが大きくなるまでは、どこかの誰かにそっと届いてくれたら嬉しいです。


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