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それでも君がいい(Ⅳ)
ついに文化祭が始まった。
陽:人いっぱいだね〜!
〇:うん、街の人たちも割と来てるみたいだし
僕らは言われた通り2人で校内を巡回をしていた。
陽:あ!このクラスたこ焼きやってるんだ〜
陽:焼きそば美味しそ!食べたいな〜
河田さんは巡回中だということを忘れているかのように各クラスの出店に興味津々の様子。
〇:あとで食べれば?笑
陽:うん!一緒に食べよ!
〇:う、うん
もはや文化祭デート
それでも君がいい(Ⅲ)
「明日から夏休みになりますが、体調と課題の管理を怠らず、有意義な夏休みにしてください。」
夏休み前最後の集会が終わり、ついに夏休みに突入した。
陽:〇〇く〜ん
〇:河田さん、どーしたの?
放課の時間になり帰りの支度をしていたら、河田さんが声をかけて来た。
陽:文化祭準備のスケジュールってもうみんなに言ってあるよね?
〇:うん、昨日必要な人には伝えたよ
陽:そか!ありがと!
夏休みに入ると
それでも君がいい(Ⅱ)
〇:今から文化祭にうちのクラスがやることを決めたいと思います
河田さんは人前に出るのが苦手らしく、僕が司会をして河田さんは意見を黒板に書いていくことになった。
〇:まず、展示品にするか出し物にするかを決めて、、、
「やっぱメイドカフェっしょ!」
「男子のメイド姿なんて見たくないわ!」
〇:河田さんはなにかやりたいこととかある?
陽:私は特にないかな、、、笑
〇:そっか笑
様々な意見が飛
それでも君がいい(Ⅰ)
菜:でな!そこのクレープがめっちゃ美味しくて!
陽:いいな〜、陽菜も食べたい!
菜:今度美玖も誘って行こ!
陽:うん!
わちゃわちゃした教室の中でも、一際オーラを放っているこの2人はクラスの中心人物である「小坂菜緒」と「河田陽菜」。
小坂菜緒は学校のマドンナ的存在で全男子の憧れの的である。
一方、河田陽菜はその小坂菜緒の影に隠れてあまり目立たないがかなりかわいい。
僕は、そんな河田さんが好