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  • それでも君がいい

    陽菜ちゃんヒロイン 全4話

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君はいつでも一番星

彼女に振り回される〇〇の物語 自分を貫くのが彼女の生き方であり、僕が惚れた要因でもあった。どんなに振り回されても僕はいつまでも君と一緒にいたいから。 ーーーーーーーーーーーー 影:おはよ〜〇〇。起きて〜 〇:ん?もー起きるの?今日休みだよ? 少し肌寒い秋の朝。時計は朝6時を指している。 眠い目を擦りながら一緒寝ていた彼女の方に顔を向けた。 ちゅ。 いきなり唇が触れる。 〇:ん 影:目ぇ覚めた? 〇:バチバチです。 影:ふふっ、じゃ〜朝ごはん食べよっ! 〇:はい

    • それでも君がいい(Ⅳ)

      ついに文化祭が始まった。 陽:人いっぱいだね〜! 〇:うん、街の人たちも割と来てるみたいだし 僕らは言われた通り2人で校内を巡回をしていた。 陽:あ!このクラスたこ焼きやってるんだ〜 陽:焼きそば美味しそ!食べたいな〜 河田さんは巡回中だということを忘れているかのように各クラスの出店に興味津々の様子。 〇:あとで食べれば?笑 陽:うん!一緒に食べよ! 〇:う、うん もはや文化祭デートなのでは?と感じてしまうほどに河田さんはこの時間を楽しんでいた。 「孫が3年2

      • それでも君がいい(Ⅲ)

        「明日から夏休みになりますが、体調と課題の管理を怠らず、有意義な夏休みにしてください。」 夏休み前最後の集会が終わり、ついに夏休みに突入した。 陽:〇〇く〜ん 〇:河田さん、どーしたの? 放課の時間になり帰りの支度をしていたら、河田さんが声をかけて来た。 陽:文化祭準備のスケジュールってもうみんなに言ってあるよね? 〇:うん、昨日必要な人には伝えたよ 陽:そか!ありがと! 夏休みに入るとどのクラスも文化祭の準備が本格化する。 しかし、僕らはある程度の準備はもう済ま

        • それでも君がいい(Ⅱ)

          〇:今から文化祭にうちのクラスがやることを決めたいと思います 河田さんは人前に出るのが苦手らしく、僕が司会をして河田さんは意見を黒板に書いていくことになった。 〇:まず、展示品にするか出し物にするかを決めて、、、 「やっぱメイドカフェっしょ!」 「男子のメイド姿なんて見たくないわ!」 〇:河田さんはなにかやりたいこととかある? 陽:私は特にないかな、、、笑 〇:そっか笑 様々な意見が飛び交った末、、、 〇:えーっと、話し合いの結果、僕らは演劇をすることになりまし

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        君はいつでも一番星

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        • それでも君がいい
          4本

        記事

          それでも君がいい(Ⅰ)

          菜:でな!そこのクレープがめっちゃ美味しくて! 陽:いいな〜、陽菜も食べたい! 菜:今度美玖も誘って行こ! 陽:うん! わちゃわちゃした教室の中でも、一際オーラを放っているこの2人はクラスの中心人物である「小坂菜緒」と「河田陽菜」。 小坂菜緒は学校のマドンナ的存在で全男子の憧れの的である。 一方、河田陽菜はその小坂菜緒の影に隠れてあまり目立たないがかなりかわいい。 僕は、そんな河田さんが好きだ。 ーーーーーーーーーーーーーーー 「じゃあ、係と委員会決めてくぞ〜」

          それでも君がいい(Ⅰ)

          私の愛し方

          2年前、、、 「京子?おい、やめてくれ!」 私は人を好きになりたくない。 「縄を解いてくれ!」 いや、なってはいけない。 「だ、誰か!!助けて!!」 なぜなら私は、、、 グサッ!!!「あ゛う゛っ、、、」 『好きになった人を殺してしまう』から。 これで、何人目になるだろう。 自分でもしてはいけないことだとわかっている。 でも、殺さずにはいられない。 だから、私は人を好きになることをやめた。 だからこそ、私は君に出会いたくなかった、、、 ーーーーーーー

          偽りのあなた

          「例の失踪の件の死亡認定、裁判所持ってったか?」 〇:はい、先月出して受理されました 「そうか、ご苦労だったな。〇〇、来週は休みにしてあるからちゃんと休め。」 〇:ありがとうございます、、失礼します、、、 ●:お前もついてないな〜、あんな無茶な捜査担当させられるなんて、でもこれでやっと解放だな笑 〇:正直、いろんな点が引っかかるけど、、、 ●:まぁあんまり気にすんな、ちゃんと休んで頭冷やせよ〜 〇〇は警視庁・刑事部・捜査3課に所属する刑事で、つい最近まで8年前に失踪

          偽りのあなた

          君と会って、もう一度

          「おい!ここ直ってないぞ!」 〇:すみません、すぐ直します 「〇〇さん、さっきの資料まだですか?」 〇:ごめん、もうちょい待って プルルルル 〇:はい、株式会社××の〇〇です 「例の事業のことなんだけど」 〇:そちらの件でしたら、もう少々で資料お送りさせていただきます 〇:お疲れ様でした〜、、、って言っても誰もいないか、、、 上司と部下、そして取引先との板挟み、極め付けにはサービス残業。 時計の針は23時を回っていた。 〇:終電間に合うか?これ 会社は

          君と会って、もう一度

          背信棄義

          ガチャ 美:おかえりなs ●:、、、 美:お風呂すぐ沸かします、、、 バタン ーーーーーーーーーーーーーーー 結婚は華々しくきらきらしたものだと思っていた。 実際、新婚時代は幸せだった。 一緒に家具を選んだり、一緒に料理したり、写真を撮りに行ったり。 子供は何人欲しいとか話したり、、、 そんな日々がずっと続くと思ってた。 私たちは同じ会社の上司と部下として出会った。 「金村さんはこの●●くんに指導してもらってね。こいつ仕事できるからいろいろ教えてもらい

          騙り

          ?:〇〇、大丈夫? 〇:ええ、なんとか ?:私もう行くけどなんかあったらすぐ連絡してね 〇:はい、ありがとうございます ?:じゃあね、、、 パタン ーーーーーーーーーーーーーーー 僕の彼女は天真爛漫でとてもかわいい。ゲームが好きで僕の家に来てはいつも一緒にゲームをしていた。 そう、つい最近までは。 ーーーーーーーーーーーーーーー ?:おじゃましま〜す! 〇:いらっしゃい、明里 この子は丹生明里。 僕が大学2年の時に彼女は新入生として入学してきた。大学の人狼サー

          伝えたい気持ち

          〇:おはよ。じゃ、行こっか 美:遅いよ!学校遅れちゃう! 〇:大丈夫だって〜、ほら電車行っちゃうぞ? この子は金村美玖。〇〇の幼馴染で小さい頃からいつも一緒にいる。それは高校生になった今でも変わらない。 〇:やばいやばい!遅刻する! 美:ほーら、言わんこっちゃない! 〇:いや!だって電車遅延するなんて思わないだろ! 美:雪降ってるんだからそーゆーことも予測してちょっと早めに行くとかしないからこーなるんだよ! 〇:なら美玖だけ先行けばよかったじゃん! 美:、、、 美玖の足

          伝えたい気持ち

          憧れの先輩

          「お疲れ様でした〜、お先です」 〇:お疲れ様です 定時はもうとっくに過ぎてオフィスに残っているのは〇〇のみとなった。 〇:はぁ〜〜、あのクソ上司!いい経験だとか言って全部僕に仕事押し付けて自分は帰りやがって!あー!ウザい!!ダンッ 〇〇はあと少しで完成する資料を残し、自販機でコーヒーを買ってオフィス内にある喫煙所へと向かった。 別に入りたくてこの会社に入ったわけで、やりがいがないわけではない。1年近く仕事をしてきて多少のことは慣れた。つもりだ。 〇:さすがに誰も

          憧れの先輩

          いつも癒してくれる隣人さん

          〇:はぁ〜、すぅ〜〜、ふぅ〜〜〜 見晴らしのいい高台に立つボロアパートのベランダでタバコに火をつける。 ??:どーしたの?そんなに黄昏ちゃって 〇:京子さん、こんばんは この人は隣人の京子さん。僕と同じ会社で事務をしている。 京:こんばんは、また怒られたの? 〇:はい。 京:だから黄昏ちゃってんだ〜 僕がこうしてタバコを吸っていると毎度のごとくベランダから顔を出して話しかけてくる。そして決まって、、、 京:こっち来る?てかおいでよ 〇:吸い始めちゃってるんで 京:

          いつも癒してくれる隣人さん