【音楽の話】Amazon Music『Myディスカバリー』で特に良かった10曲 / 2023-11月第2週
はじめに
こんにちは!隙あらば音楽を聴いているタイプの者、296と申します。みなさん、音楽聴いてますか?私は音楽を聴くことが人生の中でかなり重要なウェイトを占めています。生きがい、というやつですね。
近年は音楽サブスクサービス環境が整備され、月額たった数百円を支払うだけで数百万ある楽曲がいくらでも聴き放題。まったく良い時代になったものです。
さて、私は基本的には「自分の好きなもの」をより「色んな人に好きになって欲しい」タイプの人間です。音楽も当然それに当てはまります。そこで、今回から【Amazon Music『Myディスカバリー』で特に良かった曲】と題して、定期的に良かった音楽を紹介していきたいなとこの文をしたためています。
このシリーズで紹介していく曲たちは当然私の趣味に寄ったものですので、聴いた人全員が全部を好きにはならないと思います。でも、メジャーな曲や特定ジャンルの曲しか聴かない人にとっては、新鮮で新しいものに感じるのではないでしょうか。今回この記事を通して、新しい音楽を深堀していく楽しさに目覚める人が少しでも増えれば嬉しいです。
あ、私と趣味嗜好が近い方はどんどん色々聴いて、「これいいよね!」とか「これ知らなかった!いいね」などと思ってもらえれば幸いです。そしていずれ音楽談義しましょう。
Amazon Music『My ディスカバリー』ってなんすか?
良かった曲…の前に、Amazon Musicの『My ディスカバリー』機能について説明します。
『Myディスカバリー』とは、ユーザーの音楽視聴傾向から趣味嗜好を診断し、オススメの楽曲25曲でプレイリストを組んでくれるAI機能です。毎週月曜日更新。
基本的には聴いたり「いいね」したりしたアーティスト傾向から、「他のユーザーはこんな曲も聴いていますよ!」とオススメしてくれている…とは思うのですが、その精度がすごい。毎週「あ!このバンド大好きなんだよね。わかってるじゃん。」と「え!なにこれなんで今まで知らなかったんだろ…良い…」のオンパレード。
私はサブスクサービスが流行する以前からCDショップやレンタルショップでジャケ買いし雑多に聴くタイプだったので、「知らないけど好みの曲」をどんどん掘り当ててくれるこの機能には大変感謝し、毎週の更新を楽しみに生きています。この手の機能は他のサブスクサービスにもあるだろうけど、Amazon Musicのはなんだか精度がとてもよいとの噂。
私の2023-11月第2週の『Myディスカバリー』プレイリスト
特によかった10曲
※埋め込みのためSpotifyを利用しています。フルで聴きたい方はSpotifyかAmazon Musicの登録を。
#1:Hallucinatory Halo / matryoshka
matryoshkaは日本のエレクトロニカ・ポストロック・ユニット。これは元々好きなバンドがヒットしたパターン。
私は度々音楽の中に溶けていきたいなと思っているのですが、この曲はそう思わせてくれるものの一つ。若干のノイズと美しい音色はただひたすら陶酔のひと時を与えてくれます。
#2:step alone ❘孤独の歩み / Laura day romance
Laura day romanceは東京を中心に活動中の男女ツイン・ヴォーカル・ギターポップ・バンド。このバンドは初めて知りました。
透明感のある歌声、美しいけどどこか不安になるオーガニックサウンド。世界にもう誰も居ないのではないかという真っ暗な秋の深夜、この曲を聴きながら歩いていたらきっと泣いてしまいます。
#3:AO, / 揺らぎ
揺らぎは滋賀県出身の4人組バンド。ジャンルとしてはシューゲイザー・ポストロック・ドリームポップ・ノイズミュージック。
つま弾くギターの静かな音から入り、ウィスパーボイスが世界に引き込む。そこからリフレインにリフレインを重ね最後に爆発。大きなカタルシスを与えてくれます。最高。
こうした前振りから大きく展開が変わる曲ではSpangle call Lille lineの「Veek」が以前から大好きで、初めて聞いたときはそれはもう大きな衝撃を受けたのですがそれと同じレベルの感動を覚えました。
#4:水の形、面の終わり / ハイスイノナサ
ハイスイノナサは日本のオルタナティヴ・ロックバンド。私の大好きなバンドの一つです。やるなAmazon Music。
確かな技術と豊かな発想から構成される美しい楽曲はどれも天才の一言。所々挟まれるノイズ音が、より一層楽曲世界に引き込んでくれます。
バンドメンバーは個々で様々な活動を今現在も行っているのですが…ハイスイノナサ自体は沈黙を貫いています。そろそろライブが観たいです照井さん…!
#5:水中都市 / ねごと
ねごとは日本のガールズロックバンド。2019年に解散しています。楽曲は基本的にエレクトロ要素を含むかわいらしくもかっこいいポップロック。
しかしこの曲はそんな「ねごと」の曲の中でも毛色が違い、アンニュイな雰囲気。シューゲイザーやアンビエントの要素も内包しています。水中に沈んた都市をゆらゆらと漂う陶酔感。良いです。
#6:再見 / ゲシュタルト乙女
ゲシュタルト乙女は台湾出身の女性ボーカルバンド。音楽ジャンルの形容は難しいですが、ポストロックやシューゲイザー、メロコアの影響を感じます。
台湾出身のバンドなのですが、歌詞は全て日本語。どこか少年を思わせる透明感ある歌声が聴きやすいながらも、異国情緒とノスタルジックな気分を味わわせてくれます。
#7:P house / PAELLAS
PAELLASは日本のバンド。今回初めて知りましたが、惜しくも2019年に解散しているようです。ジャンルとしてはシティポップ・ダンスロック・ハウスという印象。
私はライブハウスに足しげく通うタイプなのですが、時たまDJイベントにも行きます。その際に、こうしたノれるダンスロックを聴きながらお酒を飲み揺蕩っている瞬間が最高にチルアウトできるんですよね。素敵なバンドサウンドに感謝。
#8:I See The Forest You See / YeYe
YeYeは日本のシンガーソングライター。ジャンルはオーガニック系のギター・バロック・エレクトロポップ。
絞り出すような美しい歌声はずっと聴いてきたくなる良さがあります。比較的なじみ深いギターポップの中に、クラシックの要素が取り入れられることで、聴きやすいながらもどこか格式高い空気を感じますね。おしゃれで大人な雰囲気のカフェやバーで聴きたい一曲。
#9:ボール / Nagakumo
Nagakumoは大阪のインディーズバンド。2021年始動で、公式では「ネオ」ネオアコバンドとされています。
ネオアコとは、ネコアコースティックの略。音楽ジャンルではないそうですが、ロックやポストロックにアコースティックを取り入れたものだそう(あいまいな知識)
このボールはそれに当てはまりつつも、現代的に昇華され一歩進んだ楽曲…のように感じます。アコースティックサウンドにどこか懐かしさを覚えながらも、飽きさせない展開の変化は令和の音楽を思わずには居られません。良曲。
#10:彷徨う心は海 -Rainy Day Reimagined / Miunano
Minuanoはパーカッショニストの尾方伯郎さんが主宰する音楽プロジェクト。Lampの榊原香保里さんをボーカルに迎えています。ジャンルとしてはボサノヴァを取り入れたシティポップ・ジャズ…といってところでしょうか。
私は元々Lampが好きなので、当然このプロジェクトにはビビっとくるものがあります。完成度の高い美しいこの曲を聴いている時間は正に「贅沢」の一言。こんな曲を聴きながら黄昏れてもいいんですか…?「あぁ音楽を好きなのは、こういう曲に出会うためなんだな」などと思ってしまいます。
さいごに
という訳で、2023-11月第2週のAmazon Music『Myディスカバリー』から気になった曲を10曲紹介してみました。
ポストロックやアンビエント、エレクトロサウンドが中心で、私らしい曲が結構揃っていたと思います。好みの曲はありましたか?
音楽の趣味嗜好を曝け出すことは、性格の吐露でもあると思っている私です。好みの曲が多かった!というあなたは、きっと私のことも好きなはず…!笑
それではこの辺で終わります。できれば毎週更新がんばるぞ。少しでも音楽好きな人が増えて欲しい296がお送りしました。
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