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猫と雪

雪が風に舞ったり翻りながら落ちて降るのは猫にとって興味をそそる動きをしているのかもしれない。


翻る雪の窓辺へ猫二匹

(ひるがえるゆきのまどべへねこにひき)

飼主と背中合わせの布団中

(かいぬしとせなかあわせのふとんなか)

蜜柑剥く酸つぱいときの猫の顔

(みかんむくすっぱいときのねこのかお)

長靴に枯葉を入れた猫だあれ

(ながぐつにかれはをいれたねこだあれ)



※一句目上五〝降り出した〟から序文の中にあった〝翻る〟と推敲しました。



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