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発達障害持ちが「孤独」を感じるとき

(ゴッホは強すぎるので、スーラで)
信託銀行の投資レポートを毎月楽しみにしているぶた野郎です。
「障がいやグレーゾーン持ち」の方全般に言えるかと思いますが、たまに言いようのない孤独感に襲われることはありませんか?
自分ができないこと、それで不利益を被ることが本当に障がいのせいなのか、それとも自分の元からの特性で健常者の方と同じことなのか、社会のせいにしても何も変わらない。そういうシチュエーションに出会ったとき私は常に「孤独」を感じます。
(この先孤独感に苛まれる=孤独さんがやってくるとします)

私は発達障害のADHDとASD持ちで、衝動的に買い物をしてしまったり、不注意でミスをしてしまったり、謝らなければいけない場面で間違った言葉遣いをしてしまったりで、後悔することが多いです。
そして表象的な困りごとに現れていないのですが、数の概念が掴みにくいLDの特性も併せ持っています。

発達障害でよくあるのが健常者の方との線引きが難しいこと。健常者の方も忘れ物をするし、衝動買いはするしでどこまでが障害か判断に困ることが多いです。
ただそれでも「普通」のラインがなんとなくあって、そこから外れた行動をした途端、孤独さんがやってきます。

最近あったのが仕事を不注意で放置してしまったこと。他の人からしたらわざとやってるようにしか見えないだろうな…とそう思った瞬間、孤独さんがすぐ横にきました。
障害というラインで配慮をしてもらっている恩恵もあれば、特性が出てしまったとき孤独さんがやってくるように、「健常者」と「障害者」の線引きを必要以上に意識してしまう。そういえば、前も同じことで悩んでいました。

ただ、再検査も経て自分を見つめ直したことで、最終的に私は落ち着きました。今はこう感じます。

「障害」と人間の「個」は既に切り離せない状態にあって、事象の原因が障害に帰属しているかどうか、他人に判断してもらうことはなおさら難しい。

養豚場の頭の中

つまり一人で悩んでもしょうがないから、私にできることは「曖昧さを受け入れる」ということですね。外資系企業の求人にも必要な能力でよく書かれています。
みなさんは孤独さんがやってきたときどうしていますか?

神楽坂養豚場

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