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須恵器・土器を愉しむ【観覧メモ】大阪市立東洋陶磁美術館「常設展」「黒田泰蔵展」

「黒田泰蔵」展の会期は2020年11月21日から2021年7月25日。観覧日は3月上旬。館のWebサイトによると【住友グループ21社から大阪市に寄贈された世界的に有名な「安宅コレクション」をはじめ、「李秉昌(イ・ビョンチャン)コレクション」などの寄贈品を核とした収蔵品を基礎に、東洋陶磁の調査研究、保存伝承、収集展示、教育普及を行う】とある。再開発中の中之島にある。

ともかく器を美しく見せたいという熱意がすごい。外光の自然光を取り入れるシステムまで考案。

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もちろん展示物もすばらしい。青磁、黒釉、須恵器もある。

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「白磁」の作家、黒田泰蔵氏の展示も自然光、照明、映像など、さまざまな空間を用いてその世界観の中に誘う。轆轤から沸き上がったような器がどことなく世界観を感じさせる。

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大阪が「文化」を自慢すると、実は凄いことになる、という見本のような場所。圧倒された。

須恵器・土器・考古・郷土史等々に関し、都内近郊の博物・資料館・展示の情報を整理記録がてらアップしていく予定です。