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クリスマスの飾りつけをした 何だか急に寂しくなった


クリスマスの飾りつけをした。
と言ってもお店兼家の前の樫の木にAmazonで買った電球をくるくると巻き付けてみただけなのですが…
たったこれだけで、何となく気持ちが浮き足立ってくる。

コードの色も緑なので非常にわかりづらいけれど、巻いている

ふと、クリスマスの飾り付けをしたのっていつぶりだろうと考えてみる。
幼稚園?くらいの時には家に自分の背丈より大きなクリスマスツリーがあって飾り付けを楽しんだ記憶がある。
それ以来、30年ちょっとぶり?!ドヒャー(昭和)

うちでクリスマスの飾り付けをしなくなった頃、というのは母がパートに行き出した頃だと思う。私は3人きょうだいの末っ子。父は仕事で朝早くから夜遅くまで家にいなかったので今でいう母のワンオペ育児。
そりゃクリスマス飾りどころじゃなかったよなぁ。
きっと自分の時間なんてなくて、毎日必死だったんだろうなぁって思う。

気づけば母が私を産んだ年齢をとうに越えてしまった。
何だか離れて暮らす母に会いたくなった。

日の暮れるのが早くなったものです。
ちょっとセンチメンタルな気分に浸っていると、辺がすっかり暗くなったのをセンサーが感知して電球が光り出しました。

その様子を眺めていると、幼い頃普段帰りの遅い父がクリスマスの日はいつもより早く帰ってきて、竹の皮に包まれた豊後牛を誇らしげに持って帰ってきてうまいうまいとステーキをみんなで食べた思い出が蘇ってきました。

今思うと私のお肉ラブの歴史はこの頃から始まっているのかもしれません。
やっぱり何だか帰りたくなりました。

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